全日本だるま研究会様をお迎えして

  • 2018.10.22 Monday
  • 12:01

皆さまこんにちは

しばらく秋晴れを忘れたような10月のお天気でしたが、

昨日から気持ちのいい青空が広がっています。
気持ちよく晴れた昨日、全日本だるま研究会の皆さまがご来館くださいました。


 

日本郷土玩具の会の会長でもいらっしゃる中村浩訳会長をはじめ

19人の全日本だるま研究会会員の皆様をお迎えして

和気あいあいと楽しいだるま談義にひと時を過ごしました。




 




 

 

館長もこの日を楽しみに、だるまコレクションを飾り付けて皆様をお迎えしました。

大小さまざまの張り子のだるま、石のだるまなどの変わりだるま、木地玩具、

張り子のだるま担ぎや土人形のだるま抱えなどなど

日本各地のだるまさんを見ていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

コレクションの即売会も行いました。

たくさんのだるまさんが日本土鈴館から新しいコレクターさんに引き継がれました。

 




 

 

若い会員さんとも親しく交流できて90歳の館長も元気いっぱい、満面の笑みです。

全日本だるま研究会の皆様、ありがとうございました。

貴会のますますのご発展をお祈り申し上げます。

またご来館いただける日を楽しみにしています。

 

 

日本土鈴館 

 

高知の土鈴

  • 2018.10.16 Tuesday
  • 11:22

皆さまこんにちは



今日は高知の安芸土鈴・高村光紅さんの作品をご紹介します。




高知・土佐といえば紀州和歌山と並んで捕鯨です。

大小いろいろなクジラ土鈴があります。

ゆるい感じのひょうきんな表情の土鈴になっています。

 

 

 



 

高知の代表的な郷土玩具である鯨舟、鯨車を土鈴にしたものです。

張子の鯨車が愛らしさそのままに上手く土鈴になっています。

木製の鯨舟を土鈴にするとコロンとした丸みのある可愛らしさがでてきます。







 

土佐犬土鈴です。

高知・土佐といえば土佐犬も有名です。

土佐犬は皆さまご存知のように闘犬です。

古くから闘う為に改良された犬種で、

恐れを知らず、聡明、攻撃的、勇敢でありながらとても神経質な犬だそうです。

身体も大きく愛玩犬になれた私達にはちょっと怖い気がします。

この土佐犬はご主人様にはとても従順なんだそうです。

闘犬とか闘鶏、闘牛など、動物愛護の観点から考えると複雑ですが

間違いなく土地に根付いた文化であることも考慮すべきですね。
 

 

 

 





こちらは安芸土鈴の坂本龍馬と土佐城です。

竜馬は裕福な家庭に生まれ、子供の頃はおねしょの治らない気弱な性格だったそうです。

しかし成長するにつれて見聞を広め

激動の時代を駆け抜けるように生き、33歳の短い生涯を閉じました。

日本人に最も愛される歴史上の人物の一人です。

 

 

 

今日は安芸土鈴・高村光紅さんの作品をご紹介しました。

 

日本土鈴館
 

徳島の土鈴

  • 2018.10.10 Wednesday
  • 11:51

皆さまこんにちは

 

最近の猫ブームのパワーはすごいですね。

テレビのCMにも「ぶさかわ」な猫ちゃんが引っ張りだこのようですし

ネット上の動画サイトなどにもかわいい猫ちゃんがあふれています。

郷土玩具の大テーマである十二支に入らなかった猫ですが

招き猫で福を呼ぶことから根強い人気があります。

 

当館の通販サイト「おもちゃばこ」に猫をまとめてあげましたが

コレクターさんの反応の早さに驚きました。

一足違いで買えなかったとの残念メールもたくさん頂戴しました。

1点物の出品のため購入できなかったお客様には申し訳ございませんでした。

 


さて、今日は徳島の土鈴をご紹介します。






 

徳島で有名なものといえば阿波踊りです。

400年の伝統を誇る日本三大盆踊りのひとつです。

♪えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイ♪の掛け声はあまりにも有名ですね。

連と呼ばれる踊り子集団が踊り歩きます。

 

因みに、三大盆踊りのあと二つは

日本土鈴館のある岐阜郡上市の郡上踊と秋田の西馬音内の盆踊りです。

 

 

 




 

徳島でもうひとつの有名なものが人形浄瑠璃です。

文楽と呼ぶこともありますね。

淡路国の植村文楽軒という人が文楽座を興しました。

現在も人形浄瑠璃を演じ大阪を拠点に伝統が継承されているそうです。

浄瑠璃に合わせて人形を操りながら物語を演じていきます。

操り人形を木偶といい、土人形になったり土鈴になったりして愛されています。

 

 

今日は徳島の土鈴をご紹介しました。

 

日本土鈴館

 
 

香川の土鈴

  • 2018.10.02 Tuesday
  • 09:20

皆さまこんにちは

 

やっとの思いで台風24号をしのいだかと思う間もなく

もう南の海上には台風25号が発生して日本にやってくる心配もあるそうです。

今年は豪雨、地震、台風と自然の脅威にさらされ続けています。

10月は穏やかな秋の日和を満喫できるでしょうか。


さて、今日から四国に渡ります。最初は香川の土鈴をご紹介します。
比較的土鈴の少ない四国四県にあって

香川・大崎文仙堂の作品は大変面白みがあり、またたくさんの種類があります。

大崎文仙堂を名乗った大崎豊五郎さんは郷土玩具の研究家でもありました。

讃岐地方の廃絶となった郷土玩具の復元に尽力され、

金毘羅でこや嫁入人形などが再現されました。

今日は土鈴に絞って見てみましょう。

 

 





ねずみ横綱土鈴(立ち姿の横綱は土人形)です。

蹲踞の丸い姿の横綱が土鈴になっています。

四国にはあまり土鈴作者がいらっしゃらない中・大崎さんはたくさんの土鈴を作られました。
 

 

 




大崎豊五郎さんの代表的な土鈴である牛土鈴です。

どの牛も笑ったようなお顔になっています。

大崎さんの土人形や土鈴は仕上げのにかわが少しきつめの為か、

時が経つと表面に剥がれが出ることがままあるそうです。

右の土鈴はよく見ると剥がれが分かりますね。






裃シリーズ、裃姿の十二支土鈴です。

みな右手に扇子を持っているので謡の姿でしょうか。

ヘビは膠がきつかったのか、剥がれがでています。

うさぎの大きな耳が可愛いです。







こちらも大崎豊五郎さんの代表作・猿土鈴です。

背の高い立ち猿は土人形です。

手にしている桃は猿に付き物の縁起ものです。

桃は不老長寿のシンボルで邪気を祓う魔力があると古くから信じられている果物です。

猿も神様の御使いとして信仰の対象になっています。

「魔が去る」の意味合いから御幣を持ったり桃を抱いた猿はおめでたい縁起物です。



香川には大師窯土鈴という鈴もあるそうですが、

残念ながら日本土鈴館にはありませんでした。


今日は大崎文仙堂・大崎豊五郎さんの土鈴をご紹介しました。


日本土鈴館

山口の土鈴

  • 2018.09.25 Tuesday
  • 12:54

皆さまこんにちは


今日は山口の土鈴をご紹介します。

山口と聞いて何を連想されましたか?


そう、下関の河豚ですね。私は真っ先にふぐの競り市が浮かびました。
長州土鈴・蔵本重之さんの作品にもあります。フグ土鈴です。





地元ではフク(福)と呼ぶそうです。

本場下関のフクを頬張れば、誰でも幸せいっぱいです。

長州土鈴・蔵本重之さんの代表作で観光土鈴として大変人気があります。
 

 



続いても長州土鈴です。



長州土鈴の桃太郎土鈴です。

桃太郎には日本一の幟がよく似合います。

どちらの桃太郎も可愛いですが、幟を持った桃太郎はキリッとしたイケメンです。

 

 

 





長州土鈴の福助土鈴です。

福助土鈴は日本各地にありますが、作者の個性が出てそれぞれ微妙に雰囲気が違います。

この福助さんは美形ではありませんが抜群の福耳で幸せを呼び込んでくれそうです。
 

 

 

 

 



 

 

変顔シリーズ?と言いたくなるような滑稽な土鈴です。

同じく長州土鈴・蔵本重之さんの作品 ですがまた一味変わった味わいがあります。

 





 

 

恵比寿大黒の二福神土鈴や可愛らしいおさる土鈴です。

どの土鈴も温かみのあるほっこり系の土鈴です。
長州土鈴はカルスト台地と秋芳洞で有名な秋芳町で作られています。

今日は山口・長州土鈴をご紹介しました。

 

 

日本土鈴館 

 

広島の土鈴

  • 2018.09.18 Tuesday
  • 12:45

皆さまこんにちは

7月の豪雨で甚大な被害を受けた広島です。

ニュースで繰り返される被害の状況に胸が痛くなりました。

 

あれから少しは前に進めたでしょうか。

広島カープのマジックも4となりました。優勝目前です。

一日も早く広島に笑顔が戻りますように‼

 



今日は広島の土鈴をご紹介します。


宮島土鈴・越智宗政さんの作品から見てみましょう。


 

大黒天土鈴です。

打ち出の小づちに乗った白ねずみがかわいらしいです。
 



 

宝袋のネズミも恵比寿大黒の二神土鈴も縁起がいいです。

恵比寿大黒は両面鈴です。

多くの福が広島にもたらされますように!

 





 

稚児天神土鈴です。

天神様ですからちゃんと鷽土鈴もお供しています。

道真公の神格化に伴い光り輝く幼児の姿で生まれたなどの伝説まで伝わり、

また幼い頃から聡明だった為、稚児天神で表されることもあるのかと思います。






 

 

世界遺産・厳島神社に因んだ土鈴です。

絵馬土鈴は高さが11センチ程のしっかりした土鈴です。

こま犬土鈴もそうですが越智さんの土鈴はどれも

一度塗った色を窪み部分を除いて洗い落としもう一度上塗りをして古色を出す工夫がされています。

ですからどれも独特の趣があります。







こちらも世界遺産・厳島神社に因んだ土鈴です。

右上の土鈴に見られる亀甲剣花菱の模様は厳島神社の御神鈴の形です。

厳島神社には鹿が沢山います。

戦前は神さまの御使いとされていた野生の鹿でしたが、

戦後は鹿が激減し、奈良から連れて来た鹿が現在のように繁殖したのだそうです。












 

宮島土鈴・越智宗政さんの原爆ドーム土鈴と平和祈願の両面鈴です。

何の説明も必要のない広島の土鈴です。

 

 

 

 


続いて中国山地土鈴・市岡節義さんの作品をご紹介します。




見事な十二支揃いです。

やはり十二支が揃うといいもんですね。

イノシシがお行儀良くご挨拶しています。





 

 

比婆荒神神楽面の土鈴です。
庄原市地方には、国の無形重要文化財である比婆荒神神楽が伝承されているそうです。

比婆山麓の村に脈々と継がれている託宣(人の口を借りて伝えられる御神託)という

大変珍しいお神楽だそうです。

その際に用いる神楽面を土鈴にしたものです。

大小様々ありますが、大きなものは子供の顔ほどの大きさです。

 

 

広島の土鈴のご紹介でした。

素晴らしい土鈴がたくさんあると再認識しました。

 

日本土鈴館
 
 

岡山の土鈴

  • 2018.09.11 Tuesday
  • 09:27

皆さまこんにちは

 

台風21号の被害が報道される中突然発生した北海道の大地震。

西日本の豪雨からずっとどこかで大きな自然災害が発生しています。

 

7月の豪雨被害が甚大だった岡山です。

繰り返し流れる現地の被害状況には胸が痛みました。

少しは前に進むことができましたでしょうか。

一日も早く元の穏やかな生活に戻られますよう心よりお祈り申し上げます!

 

 



さて、岡山には美しい土鈴がたくさんあります。
最初は津山土鈴(セノオ民芸)のご紹介です。



 

岡山は郷土玩具の宝庫です。そして土鈴なら津山土鈴(セノオ民芸社)が有名です。

代表作の奴鈴です。

津山土鈴は創始者の妹尾衆楽、2代目貞山、3代目康心と引き継がれています。




 

岡山といえば桃太郎ですから桃太郎鈴もあります。

日本一の旗印をもってかわいい桃太郎です。

なぜ桃太郎が岡山なんでしょうか…で、調べてみました。

 

岡山には古くから桃太郎伝説が伝わっているそうです。

吉備津彦命(キビツヒコノミコト)が温羅(ウラ)一族を退治したお話です。

古事記や日本書紀にも登場する皇子・吉備津彦命は

山賊のような蛮行を繰り返す温羅一族を征伐するため吉備国へ行き討伐に成功しました。

吉備津彦命が本陣を構えたとされる場所が吉備津神社です。

この吉備津神社は三備(備前・備中・備後)の格式高い神社でその主祭神が吉備津彦命です。

吉備津彦命が桃太郎、温羅が鬼の桃太郎のお話ができたようです。

 

因みに、吉備津神社の近くにある鬼城山(キノジョウサン)の山頂には

鬼ノ城という古い山城があるそうです。

 






 

津山土鈴の天神土鈴です。

美作国は菅原公の一族ゆかりの地だったこともあり古くから天神様への信仰心の篤い地域です。

郷土玩具でもたくさんの天神様が作られています。

牛乗り天神、堂内天神など色々な天神様がいます。





 

津山土鈴2代目・貞山さんの翁土鈴です。

大変美しい土鈴です。

豪華な能衣装を見事に再現して、格調高く仕上げられた作品です。

背中に書かれた署名がとても美しいです。

 






 

独特の彩色を施した津山土鈴で今までご紹介したものとは少し雰囲気が違いますね。

左上は作桜神社土鈴です。

作桜(さくら)神社は美作国守護の館跡に後醍醐天皇を祭神にお祀りして

明治2年に創建された神社だそうです。

どの土鈴も華やかではありませんが落ち着きのある良い作品です。
 

 




次にご紹介するのは百々(どうどう)人形の土鈴です。


 

獅子頭土鈴です。

百々(どうどう)人形は京都清水の豆人形に倣って

昭和の初めに作られるようになった郷土玩具です。

 

 






 

 

桃太郎土鈴は桃太郎と赤鬼の両面鈴になっています。
百々人形は現在廃絶を防ぐ為、

百々人形保存会が中心となって伝承活動が行われているそうです。

是非とも地域の方々のご尽力で守り伝えてほしいです。









続いてのご紹介は後楽園御庭焼の鶴土鈴です。

後楽園は岡山藩主池田綱政の命により作られた庭園で、

1687年着工、1700年に完成した元禄文化を代表する美しい庭園です。

御庭焼とは、焼物に関心の深い城主や藩主が

城内や邸内に窯を築いて好みの陶磁器を作らせた焼物を言います。

伊賀焼、紀州偕楽園焼、尾張御深井焼などがあるそうです。

 

 

 







最後は倉敷の美観地区土鈴です。
倉敷には美しい白壁の蔵屋敷が並ぶ地域があるそうです。

倉敷美観地区は美しい町並みを保存して代表的な観光スポットになっています。

美しい蔵屋敷が並ぶ町並みはしばしばドラマやCMにも登場するようです。
 

 


7月の豪雨被害が甚大だった岡山県です。

この美しい風景はもとの姿に戻ったのでしょうか。

復興復旧には時間がかかることでしょうが

一日も早く穏やかな暮らしの戻られますよう心よりお祈り申し上げます。

 

*お知らせ*

  ぎふチャン(岐阜放送)「DrivE41 ドライブフォーワン」という番組で

  日本土鈴館が紹介される予定です。

  9月14日金曜日21:54〜21:58のスポット番組です。

  岐阜県内の方にしかご覧いただけませんが一応お知らせです。

 

日本土鈴館

 
 

島根の土鈴

  • 2018.09.05 Wednesday
  • 11:03

皆さまこんにちは

 

台風21号が四国、関西をはじめ日本のいたるところで猛威を振るい

各地に深刻な被害が発生しているようです。

不幸にしてお亡くなりになった方、お怪我をされた方

被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

郡上市でも倒木による道路の封鎖や家屋への被害、停電など

何十年かぶりの強い台風の脅威にさらされました。

 

けさ、日本土鈴館の緑の看板が半分外れているのを見つけました。

大きな看板ですから吹き飛ばされず支柱にとどまってくれてよかったと

館長と一緒に胸をなでおろしたところです。
 

 

 


さて、今日は島根の土鈴をご紹介します。




多聞鈴とか楽器鈴とか呼ばれます。瑞穂楽器博物館の作品です。

不思議な形のこの土鈴は、サイズの違う小さな丸い鈴が枝のような土台に付けられています。

振るとひとつひとつの鈴の音が響き合って、

神社で巫女さんが振って下さる神楽鈴のような音色がします。

たくさんの音色を一度に聞けるから多聞鈴。楽器のように振る楽器鈴。

写真ではなく動画でご紹介できればと思う鈴です。

 

 

 


 

島根と言えば安来節。

アラエッサッサ〜♪に合わせて踊る滑稽などじょうすくいが有名ですね。

元禄の頃、安来地方で歌われた素朴な安来節に

だんだん諸国の民謡が混じって今の安来節になったそうです。

一方酒席での余興からどじょうすくいの踊りが始まり、

安来節とどじょうすくいはセットになって愛されています。

どれも滑稽なドジョウすくいのお土産土鈴です。

 

 

 

 



 

こちらは津和野土鈴・鷺舞鈴です。

弥栄神社の例祭に奉納される鷺舞を表しています。

鷺舞神事は元々京都から伝わった神事で、

以来400年、途絶えることなく津和野に伝承されています。

実際に使われる装束の真っ白な羽は桧でできているそうです。

鷺舞の様子もあわせてご紹介すると土鈴の良さがご理解いただけますね。

 

 


 

今日は島根の土鈴をご紹介しました。

 

日本土鈴館

 

鳥取の土鈴

  • 2018.08.28 Tuesday
  • 09:29

皆さまこんにちは

 

記録的な猛暑と豪雨の8月もあと数日で終わります。

とはいえ、まだまだ残暑の厳しい毎日です。

夏の疲れが出やすい頃ですが、夏の疲れを秋に持ち越さないよう

十分な休養と栄養で乗り切りましょう。

 

 



さて、鳥取にはどんな土鈴があるのか見てみましょう。



 

上の写真は印旛の五狐と呼ばれる張り子の狐です。

柳屋・初代田中達之助によって江戸の終わりに創始された鳥取張子です。

これを復活されたのが柳屋・田中勤二さんです。

復活した印旛五狐を土鈴にもされました。

 

 

 

 

 

 

 

中央のおとん女郎は立見峠に棲む親狐で、子狐を育てるために

峠を行き交う油屋の油を少しずつくすねていました。

子狐も大きくなり、もう油を盗むこともなくなりましたが

これまで油を盗んだ償いにと女郎に化けて身売りをし

貧乏だった油屋に商売の元手にとお金を渡しました。

健気ですね。

 

それに反して真っ白なしょろしょろ狐は

山のふもとのしょろしょろと流れる小川の辺に出てきては

美しい女の人に化けて村人にいたずらをしたそうです。

 

法被姿の狐は経蔵坊と言います。

鳥取と江戸を三日で往復する御用をお殿様から言いつかった飛脚です。

しかし途中で狐を捕る罠にかかって死んでしまいます

これを哀れに思ったお殿様が経蔵坊という名前を与えました。

 

どれも民話のお話です。

 

 

 



 

烏天狗土鈴です。

昔は偉大な神の山という意味で「大神岳」と呼ばれていた大山。

この地に祀られた大神山神社は山岳信仰の中心地でした。

この神秘の山に棲むといわれる烏天狗は山伏の装束に身を包み

烏のようなくちばしと黒い翼をもっているそうです。

一瞬にして山を飛び越える神通力は信仰の対象となりました。










因州若桜焼・大坪英治さんの土鈴です。

昭和51年から土鈴の制作を始められ、平成17年には鳥取県伝統工芸士に認定されました。

雛土鈴は男雛と女雛の両面鈴になっています。

 

 

いかがでしたか。

今日は鳥取の土鈴をご紹介しました。

 

日本土鈴館

 

兵庫の土鈴・川西誠治コレクション

  • 2018.08.20 Monday
  • 13:08

皆さまこんにちは

 

燃えるように暑い日が、一転、お盆を境にすっかり秋めいてきました。

朝晩は肌寒く感じることもあり、うっかり窓を開けて寝ると大変です。

空の色も雲の形も風の匂いもすっかり秋色です。

 




今日は兵庫・川西誠治コレクションのご紹介です。

下の写真は画質は良くないのですが大切な写真です。

 

平成7年(1955年)1月の川西先生と館長です。
館長が川西先生のご自宅をお訪ねして記念の写真を撮ったのが、

ちょうど阪神・淡路大震災の一週間前でした。

川西先生はこの震災で還らぬ人となられこの写真が最後の思い出になってしまいました。
 

 

 






日本土鈴館のぬくもり通りと呼んでいる展示室に

川西先生の土鈴を集めた展示ケースがあります。

神戸出身の川西先生は中学校の校長先生でしたが、

退職後、土鈴作家として第二の人生を過ごされました。

土鈴をこよなく愛され神戸土鈴友の会の創設に御尽力され初代会長も務められました。
 

 

 

 


 





川西先生はとても研究熱心な方で、色々な窯元を訪ねて土鈴作りの勉強をされたそうです。

独自の工夫も凝らして素晴らしい作品をたくさん作られました。

同じ透かしの土鈴でも、けっして同じようには作りません。

金色に見える透かし土鈴には金箔を施してあります。

 

 

 

 

 



極上!お宝サロンにも持って行った極小土鈴です。

小さな丸鈴の中にはちゃんと鈴玉が入っていて、耳元で振るとかすかに微かにチリチリ聞こえます。

石坂さんもびっくりされていましたね。

世界一小さい土鈴でギネス登録も出来そうです。

 

 

 


 

少し見にくい写真ですがこちらも極小土鈴の数々です。

 

 

川西誠治コレクションとして常時展示しています。

また神戸土鈴友の会の記念土鈴もあわせて展示しています。

どうぞご来館いただいてじっくりご覧ください。

 

日本土鈴館

 

 

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