臨時休館のお知らせ

  • 2017.03.28 Tuesday
  • 13:09

皆さま、こんにちは

お知らせです。

今週末、3月31日(金)から4月2日(日)の三日間、

所用にて館長不在のため日本土鈴館は休館とさせていただきます。

また、おもちゃばこのご注文、お問い合わせも

三日間は休止となりますのでお知らせいたします。

メールの返信も4月3日以降となります。

ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願い申しあげます。


 

左:三重県・佑影釜 伊藤佑 作  日本土鈴館土鈴

右:石川県・ハニベ焼       おじぎ福助土鈴

 

 

友引人形

  • 2017.03.24 Friday
  • 15:14

皆さま、こんにちは


友引人形についてご紹介します。

今の時代でも、お葬式を友引の日に出すと友を引く(お葬式が続く)との迷信から、

友引の日を避けるか、どうしてもその日しかない時は

お棺に「友人形」と呼ばれる身代わりのお人形を入れる習慣があるようです。

主に関西地方に残る習慣だとのことです。

木製のこけしのようなものや子供のお人形遊びのものなど特に決まりはないようです。
郡上市にもその習慣は残っていて、抱き人形を入れたりするようです。


今日ご紹介するのは、「友引人形」と呼ばれる土人形です。

友人形とはちょっと違う意味合いがあります。





京都・伏見人形の友引人形です。

五人の童が並んで遊んでいますが、どことなく物悲し気に見えます。

 

 

友引人形は、幼子が亡くなった時一人で逝かせるのが忍びなく

せめて寂しい思いをしないように、

一緒に遊んでくれる友達がいるようにと

棺に一緒に入れるお人形です。

友引人形と呼ばれるようになったのは大正時代とのことです。

 





 

こちらも伏見人形の友引人形です。

やはり五人の童が一列に並んでいます。

優しく微笑んで、先頭の子は手招きしているようにも見えますね。

「おいで、一緒にあそぼ!」と誘ってくれているようです。




 

こちらも悲しげな表情の、伏見人形の友引人形です。

少し大きな子が小さな子を連れて6人で並んでいます。

6人並んだ友引人形は珍しいようです。





 

こちらは相良人形7代目さがらたかしさんの友引人形です。

伏見人形と違って、可愛らしい模様の着物を着ています。

男の子も女の子も大きな子も小さな子もいますね。

 

 

友引人形には悲しい親の愛情が込められています。

子供が健やかに成長してくれることが何よりの幸せなんですね。

 

ベルを鳴らして♪

  • 2017.03.21 Tuesday
  • 10:26

皆さま、こんにちは


突然ですが、日本土鈴館へお越しの際は

土鈴館入り口に置いてあるこのベルを鳴らしてお入りください。





昭和61年10月1日に開館してから日本土鈴館は郷土玩具・土鈴の博物館として

たくさんのお客様をお迎えしてきました。

そして、本年1月1日からは入館料をいただくことをやめ、

観光バスのお客様の入館もお断りしています。


この新しい試みは、初めはなかなかご理解頂けず、

土鈴館はやめてしまったのかとか、館長が病気なんだろうか、

などと心配して下さる方がたくさんいらっしゃいました。


三月も半ばを過ぎて春の兆しが感じられるようになったこの頃、

だんだん私共の意図する試みをご理解頂けるようになってきました。


これまで充分にコレクションを楽しんだ館長は、恩返しの気持ちを込めて、

愛好家の皆さまの郷土玩具蒐集のお手伝いをさせて頂きます。

ですから入館料をいただく事なくご希望の方に自由に館内を見て頂き、

場合によってはコレクションをお譲りして

土鈴や郷土玩具を大切に後世に伝えたいと考えています。
 



 

日本土鈴館の正面にこの車が停まっていたら館長は必ず土鈴館にいます。

ご遠慮なくお入りください。

以前のように入り口に受付係はいませんが、代わりにこのベルが置いてあります。

このベルを大きく鳴らすにはちょっと勇気が要りますね。

でも、土鈴館の何処かにいる館長に聞こえるよう、大きく鳴らしてお入りください。

日本土鈴館は今まで通り珍しい土鈴や日本各地の郷土玩具を販売していますので、

どうぞ今までにも増してご利用頂きますようにお願いいたします。




 

今は雛の間に館長自慢のおひな様が展示されています。

愛好家の皆さまのたくさんのご来館を楽しみにお待ちしています。

鳴石

  • 2017.03.14 Tuesday
  • 10:26

皆さま、こんにちは

今日は「鳴石」についてご紹介します。
鳴石?初めて耳にする方もいらっしゃるかと思います。

これが郡上市で産出した鳴石です。



 

 

日本土鈴館のある郡上市に那留(なる)という地区があり、そこで産出された石です。
手に取って振るとコトコトと音がします。音が鳴る石なので那留石と呼ばれます。

いわゆる鈴石とか鳴り石と呼ばれる珍しい石です。

表面はつるつるしていて見るからに硬そうな石です。

 

郡上市では那留石という名前で呼びますが

その産地によって、「イシナダンゴ」「ハッタイイシ」などとも呼ばれるそうです。

北海道名寄市で産出する石は「名寄鈴石」として天然記念物に指定されているそうです。




こちらも音のする石ですが、砂が固まってできた石だそうです。

奈良県の平群から出土した鳴石です。

表面はざらざらしていてよく見ると細かい砂がぎゅっと固まった様子が見て取れます。


 

 

この中はどんなふうになっているのでしょうか?

ちょっと気になりますよね。

石の中が見られるよう表面の一部を取り除いたものがあります。

 


 

奇妙な突起が幾つもあります。

この突起が剥がれ落ちて中でコロコロ動くわけですね。

 

 

 

鳴り石と呼ばれる音の出る石は岩石の外側が固まった後で

内部が乾いて空洞ができ石のかけらがコロコロ動くものらしいです。

地質学の専門的なことはよく分かりませんが

振ると音のする珍しい石が珍重されたことは想像に難くありません。

 

 

土鈴館には上記の写真の鳴り石などをいくつか展示して

興味のある方には実際振って音色を確かめて頂いています。

ただ、あまり強く振ると中の鈴玉の小石が砕けていくようで

一番大きくて人気の那留石は音がほとんどしなくなりました。

以前は日に何十回も毎日振られ続けたので那留石も疲れたようです。

 

今日は自然が作り出した鈴、鳴石をご紹介しました。

 

木でこと将軍標

  • 2017.03.09 Thursday
  • 12:33

皆さまこんにちは

 

今日の郡上市は朝から雪が降っています。

20センチくらいは積もったでしょうか。

久しぶりに車の雪を落としたり、雪かきをしたり。

日陰の雪もせっかく融けかけていたのにまた銀世界です。

しかし、今頃の雪はメラメラと融けるのが早く淡雪のようです。

 



大分の郷土玩具「木でこ」と埼玉の「将軍標」についてご紹介します。

 

木でこは別名「大友人形」とも呼ばれる奇怪な顔の木彫りの魔除けです。

日本土鈴館の展示コーナーの写真です。

幾つもの木でこがダルマ落としのように重ねて展示してあります。

小さなものは1センチくらいです。

右端に少し見えるのが将軍標です。





 

 

少しわかりにくいですからケースから出してみました。

 






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怖くはありませんが赤い舌を出して奇妙な顔です。

全て手作業ですから同じものはありません。

 

昔、九州探題の大友氏が文禄慶長の役に参加して朝鮮半島に渡った際、

朝鮮半島に伝わる将軍標(長生標)を知り

日本に帰ってからこれをまねて作ったのが木でこの始まりと言われています。

 

 



 

 

 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左の物が将軍標です。韓国では長生標(チャンスン)と呼ばれています。

右の物は長生標をまねて日本で作られるようになった将軍標です。

埼玉県に昔高麗人が集団で移り住み帰化した地域があり、

その守護社である高麗神社から授与されたのが将軍標と言われています。

長生標は高さが2〜3メートルもある大きなもので

村や寺の入口に建てられたようです。

 

木でこはそんなに大きくありませんが、顔はとても良く似ています。

 

 

 

 

 

これは韓国の長生標土鈴です。

韓国にも日本のような音色の良い土鈴があります。

木でこ、将軍標、土鈴・・・

やはりお隣同士の国ですから共通の文化も多いですね。

北野天満宮で感じた天神様パワー

  • 2017.03.06 Monday
  • 14:35

皆さまこんにちは

先週末京都に行く機会があり北野天満宮をお詣りさせて頂きました。

正確にはお詣りさせて頂くつもりでした。
近くまで行ってビックリしました。
車が溢れ駐車することもできません。やっとの思いで三光門に辿り着きました。

 




傍らの梅も咲き始め顔を近づけると良い香りがします。


 

 

ところが境内には人があふれ大混雑・大行列です。

正面で拝礼させていただくには30分以上は並ばなくてはなりません。

時間に限りがあり、列に並ぶのは無理だったため

脇の隅っこからこっそりお参りさせていただきました。

改めて日本人の天神信仰の篤さを知るところとなりました。

 

 

天神様は郷土玩具や土鈴となって昔から日本各地に広く伝わっています。

インスタグラムでも度々投稿させて頂いている天神様ですが

少しご紹介させていただきます。

 

 

 

秋田の天神土鈴です。作者は杉山ハヤトさんです。

きれいな彩色で黒い天神様も赤い天神様もどちらもいいですね。

 

 

 

 

佐野土鈴・相沢土比古翁の天神と牛の土鈴です。

小さな作品ですが、天神様の威厳のあるお顔と牛の柔和な表情がいいですね。

 

 

 

 

 

広島・三次土人形の牛乗り天神です。

焼成してから仕上げに塗る膠(ニカワ)が出す独特の光沢が特徴で

つやつやした見た目から別名「光人形」とも呼ばれます。

大変綺麗な土人形です。

 

 

 

 

 

右下の岡村天神は横浜・岡村天満宮で授与される土人形です。

赤い岡村天神は埼玉・泉孝次さんの土鈴です。

郷土玩具コレクターの泉さんは大変器用な方で郷土玩具を題材に

プロ顔負けの素晴らしいたくさんの土鈴を作られました。

 

 

天神様のご利益はいろいろあるそうですが有名なのは学問の神様です。

学問をはじめ、書道、詩歌の神様でもあります。

道真公のお人柄から慈悲の神ともされます。

また、雷神信仰と結びついて稲の実りを授ける神、恵みの神でもあります。

 

困った事、叶えて頂きたいことは天神様にお願いするのが良いようです。

北野天満宮が自由に歩けないほど参拝者であふれかえっていた理由がわかるようです。

 

インスタグラムより「土鈴コレクション・北海道 2」

  • 2017.03.01 Wednesday
  • 14:55

皆さま こんにちは

 

今日から三月、早いものですね。

日本土鈴館のある郡上市はまだまだ寒い日が続いていますが、

少しずつ日も伸びて春の訪れを感じる瞬間が多くなってきました。

 

郡上市のお雛祭りはお花が咲きだす4月にお祝いします。

しかし館内は一年中お雛様をたくさん展示しています。

冬季は館内が冷え込んでいて

お客様もご案内する館長も急ぎ足になってしまいます。

もう少し暖かくなったら、お越しいただいてゆっくりご覧になって下さい。

 

 

郡上市も寒い雪国ですが、北海道の寒さはどれほどでしょうか。

今日は陶人形作家・橋本紀比古さんの土鈴をご紹介します。

土鈴だけ見ると北海道とのつながりはわかりませんが、

札幌に工房を構えて制作されています。

こいのぼりがおよぐ頃、北海道はベストシーズンに入りますね。

 

 


 

 

遠山一男コレクション(日本土鈴館)✨土鈴コレクション・北海道
陶人形作家・橋本紀比古さんの作品です。

こいのぼり、金太郎、戌(干支)です。

橋本さんは美瑛町で生まれ、京都で陶人形の修行をした後、

札幌で創作活動(土鈴作りは1980年頃から)をしています。

何と言っても可愛らしい形と色彩が特徴です💓

手のひらに乗る小さな土鈴です🎵

 

 

 

日本土鈴館インスタグラム

http://www.instagram.com/mtfree/


佐野土鈴・相沢土比古翁

  • 2017.02.23 Thursday
  • 09:13

皆さまこんにちは

 

 

今日は栃木県佐野市の相沢市太郎(土比古)翁のご紹介です。

相沢さんと言えば土鈴の世界の重鎮でいらっしゃいましたから

ここでご紹介するまでもありませんが、

土比古翁の遺された土鈴をインスタグラムでも紹介しましたので

ここにまとめてみました。

 

 

遠山一男コレクション(日本土鈴館)✨土鈴コレクション・栃木
佐野土鈴の三猿です🐒日光東照宮の三猿は有名ですね❣
「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿は日本固有のものだと思っていましたが、
実は世界中によく似た諺があるそうで、
英語ではThree wise monkeysというそうです🙈🙉🙊
日本にはシルクロード経由で中国から8世紀頃伝わったそうです。
三猿の背中が可愛いので見てください🐒





 

遠山一男コレクション(日本土鈴館)✨土鈴コレクション・栃木
ばんな寺の授与鈴の鬼鈴👹と
唐沢山神社⛩授与鈴にもなった三つ俵鈴(授与鈴にはカラフルな模様が入ります)です🎵
相沢さんは「土比古」を名乗って土鈴を作られました。
生涯現役を貫かれ104歳で大往生されるまでたくさんの作品を作り続けました✨
館長にも度々色紙や書を書き贈って下さり、
晩年104歳の時頂いた色紙2枚も他の書と共に館長の机の周りに飾ってあります🎵

 

 

 

 


 

遠山一男コレクション(日本土鈴館)✨土鈴コレクション・栃木
佐野土鈴、相沢市太郎(土比古)さんの達磨土鈴です🎵
栃木には2人の土鈴作家さんの活躍で魅力的な土鈴がたくさんあります。
相沢市太郎さんと山口壬三さんです。
相沢さんの土鈴をご紹介します。
同じ達磨でも、達磨大師からギリギリで踏ん張っている達磨まで
自由な発想と巧みな技で土鈴にされています✨
さすが土鈴界重鎮の作品です❣

 





 

遠山一男コレクション(日本土鈴館)✨土鈴コレクション・栃木
庚申絵馬土鈴です🎵庚と三猿で庚申を表しています🐒

庚申とは元々中国から伝わった道教の教えですが、申を猿で表しています。

絵馬の裏には日光東照宮に祀られている徳川家康の有名な人生訓の一節

「人の世は重き荷を負うて遠き道をゆくが如し」が書かれています。

人生訓は「急ぐべからず…」と続くそうです。

 

 



 

遠山一男コレクション(日本土鈴館)✨土鈴コレクション・栃木
可愛いおひな座🎎、郷土玩具の再現の獅子頭やこま犬の土鈴です🎵
特に説明の必要もありませんね。
どれも子供の手のひらにのるサイズの小さな土鈴ですが彩色も丁寧に施されています✨

 

遠山一男コレクション(日本土鈴館)✨土鈴コレクション・栃木
相沢土比古翁の土鈴様々です🎵

天神、福の神、碁盤、六地蔵や五百羅漢、流し雛🎎と
自由な発想でたくさんの土鈴を遺されました。
土比古翁は若い頃箱庭細工の職人をされていました。
焼き物でミニチュアの人や建物、様々な身の回りのものを作り
山⛰や川🏞など自然の風景を作り出した枠の中に配置します。
土比古翁の作品がどれも小さくて思いがけないようなものまで
確かな技術で土鈴に表現されている訳が分かる気がします❣
ほんの一部しかご紹介出来ませんでしたが、またの機会に🎵

 

 

インスタグラムより「土鈴コレクション・北海道 」

  • 2017.02.14 Tuesday
  • 10:32

皆さま こんにちは

 

今日は北海道の土鈴のご紹介です。

まずは、一目で北海道とわかる物から!

 

 

 

遠山一男コレクション(日本土鈴館)✨土鈴コレクション・北海道
どれも北海道らしい鈴です🎵

アイヌ人形、コロボックル、木彫熊、

全部北海道の代表的な郷土玩具になっていますね。

特にコロボックルはアイヌに伝わる「蕗の葉の下の人」という意味の小人で、

幸せを運んでくれると言われます💕

コロボックル伝説は様々あるようですが、ひとつご紹介します。

昔、アイヌの人々がこの地に住み始めた頃、先住のコロボックルがとても友好的で、

狩の獲物や魚をくれたり、交換したりしてくれました🐟🦀🐗

しかし姿を見せることをとても嫌い、夜間にこっそり現れました。

ある時アイヌの若者がコロボックルの顔を見ようと闇にまぎれ、

現れたコロボックルの手をつかみ室内に引き入れました。

手首に刺青のある美しい女性のコロボックルでした✨

この無礼に怒ったコロボックルは全て北へと移り住み、2度と現れませんでした

 

 

 



遠山一男コレクション(日本土鈴館)✨土鈴コレクション・北海道
陶人形作家・橋本紀比古さんの作品です。

こいのぼり、金太郎、戌(干支)です。
橋本さんは美瑛町で生まれ、京都で陶人形の修行をした後、
札幌で創作活動(土鈴作りは1980年頃から)をしています。
何と言っても可愛らしい形と色彩が特徴です💓
手のひらに乗る小さな土鈴です🎵





 

遠山一男コレクション(日本土鈴館)✨土鈴コレクション・北海道
右上から神鈴、桃種土鈴、獅子頭土鈴、じゃがいも土鈴(神宮窯)です🎵
8センチ程の桃種土鈴は、伊邪那美命を黄泉の国に訪ねた伊邪那岐命が、
追いかけてきた黄泉の軍へ桃子(桃の種)3個を投げて難を逃れ、
「これから後も人を助けよ」と
桃🍑にオオカムヅミノミコトの名を与えたという日本神話に由来するものです。
桃🍑は中国では不老長寿、魔除けの実とされ、日本にも伝わりました。
西遊記やひな祭りの桃の木、桃太郎伝説などにも桃の不思議な力への信仰が伺えます✨
作者は神宮窯の中畑房子さんです。

 




 

遠山一男コレクション(日本土鈴館)✨土鈴コレクション・北海道
北海道神宮境内にある神宮窯(中畑房子さん)の十二支、北海道神宮の授与鈴です🎵
毎年干支鈴が授与されます。
北海道は新開地であったので郷土玩具がとても少ない地域で、土鈴も然りです。
そんな地域にあって、神宮窯は貴重な存在です✨

 

 

 

 

日本土鈴館インスタグラム

http://www.instagram.com/mtfree/

おばけの金太

  • 2017.02.08 Wednesday
  • 12:45

皆さま こんにちは

今日の郡上市は久しぶりに日差しがありますが、相変わらず寒いです。

 

 

今日は熊本の郷土玩具、おばけの金太のご紹介です。

インスタでも過去にご紹介しました。

 

 

 

 

遠山一男コレクション(日本土鈴館)✨日本の郷土玩具 おばけの金太・熊本
目繰り出し人形と呼ばれるからくりの首人形です。
黒の烏帽子を被った練物の真っ赤な顔が木に乗っていて、
後ろのヒモを引くと目玉がクルクル回り、赤い舌を出したり引っ込めたりします👅
江戸末期に作られてから代々受け継がれましたが、
昭和初期に一時中絶し、戦後になって再び作られるようになりました✨
インスタグラムの補足です。


 
おばけの金太にはモデルがいるとのことです。
加藤清正の熊本城築城の折、容姿が滑稽でひょうきんな足軽がいました。
人気者のこの足軽は「おどけの金太」と呼ばれていました。

 
これを聞きつけた人形師西陣屋彦七が作ったからくり人形がルーツとされています。
からくり人形を受け継いだ厚賀家が代々伝承してきました。
首だけの人形はさほど珍しくもありませんが、目を引くのはこの赤い色です。
烏帽子の黒と赤い顔で強烈な印象を与えます。
なぜ赤い顔なのでしょうか?……色々な説があるようです。
大酒飲みだったからとか、仕事柄日焼けがすごかったからとか、
わざと怖い顔にするため赤くしたとか、諸説あります。
その中で、なるほど!と思うのは赤が疱瘡除けの色だったからという説です。
昔から流行り病除けや魔除けのために
幼子に赤い着物を着せる風習が日本各地に見られました。
医療の充実していない時代に、赤は子供を守ってくれる色でした。
そう言えば、郷土玩具には赤いお人形が多いですね。
 
名前は「おばけの金太」ですが、
実は子供の健やかな成長を願う親心の込められた郷土玩具です。

 

 

日本土鈴館インスタグラム

http://www.instagram.com/mtfree/

 

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