郷土玩具と牛

  • 2017.07.24 Monday
  • 13:15

皆さま こんにちは

 

昨晩のBSジャパン「極上!お宝サロン」を多くの方々にご覧頂き

またたくさんのご連絡をお寄せ頂きまして

誠にありがとうございました。

 

土鈴館での撮影や東京のスタジオでの収録などを重ねましたが

実際どのように編集され放送されるのか、館長も気になっていたようです。

 

実際に拝見して、長く時間をとって頂いていたことや

コレクターとしての館長の思いや情熱がそのまま伝えられていたことなど

本当にありがたく嬉しく思っています。

 

皆さまから寄せられるコメントやメールで

益々館長も元気に、毎日館内を歩き回ると存じます。

本当にありがとうございました。感謝いたします。



 


さて、今日は牛に絞って日本各地の土鈴や郷土玩具を巡ってみたいと思います。



出雲今市土人形・島根 牛乗り天神です。

天神様と牛は切っても切れない関係ですね。

出雲張子の牛乗り天神は今市人形の古い型を利用して作られるので

重厚で気品あるものとなっているそうです。写真はは張子ではなく土人形です。

 

 

 





岩手花巻土人形・ 平賀章一さんの寝牛土鈴です。

平賀さん特有の花模様で飾られて可愛らしい寝牛です。

平賀さんが亡くなられてからは奥様が後を継がれているそうです。

 

 

 

 

 

 




福島 会津張子の赤べこです。

写真の大きな赤べこの腹には旧型と覚書のシールが貼ってありました。

背中の線の色や数、ツノの形や胴のまる模様など、

微妙に違いがありますがどちらも首振りの赤べこです。

 

 

 

 




花巻の黄金牛です。

岩手 南部地方は以前金が盛んに採掘されていました。

お大尽が砂金で牛を作って家宝にしたという逸話を元に作られた木製の郷土玩具です。

昭和36年の年賀切手のモデルになりました。

 

 

 



 

愛媛宇和島の横綱牛です。

闘牛は宇和島に古くから伝わる文化です。

元々は農耕用に強い牛が必要で牛の角突きをさせていました。

小さな農村にもそれぞれ闘牛場が設けられていたそうです。

戦後は観光のお土産として堂々とした立派な黒牛が作られるようになりました。

直截的な体躯に太い紅白の胴飾りが映えます。






 

岩手・花巻の俵牛です。

花巻地方では昔から豊作の年には牛の背に錦の鞍を置き

米俵3俵を乗せてお祝いし、天皇家に献上する習わしがあったそうです。

刈り入れ前に藁で牛を作り神前に供えて豊作を祈願しました。

昭和の初め頃から縁起物のお土産として人気がありました。

 

 






沖縄張り子の首振りの牛です。

沖縄張子はかつて50種ほどの人形やお面があったそうですが、

戦災で殆ど焼失してしまいました。

昭和30年代に一部が復活しました。

特徴的な彩色が施され、 南の国を感じさせるゆったりした牛の張り子です。

 

 






岡山・作州牛です。竹で出来た首振りの牛です。

作州牛は中国地方の山間部で飼育される力強い牛です。

竹細工で単純な作りの郷土玩具ですが竹材の特質をよく利用した美しい牛です。
昭和60年記念切手のモデルになりました。

 

 

日本中にある牛の郷土玩具、いかがでしたか。

身近にあるもので大切な牛の人形を作って愛おしんできたことがよくわかりました。

農民にとって家族同然だった牛、

天神様の御使いとして時に信仰の対象ともなった牛の郷土玩具のご紹介でした。

 

  日本土鈴館

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