蘇民将来

  • 2017.06.07 Wednesday
  • 12:55

 

皆さま,こんにちは

しばらく気持ちのいい日が続いていましたが

今日の郡上市は雨降りで、次第に雨足が強くなってきました。

いよいよ梅雨入りでしょうか。


今日は蘇民将来(そみんしょうらい)のご紹介です。
蘇民将来とは、日本各地に伝わる説話やそれを起源とする民間信仰のことですが、

郷土玩具では「蘇民将来」と書かれた護符を模したものを蘇民将来と呼んでいます。




長野県・八日堂の蘇民将来です。

聖武天皇の勅願により創建された信濃国分寺八日堂の授与品で、六角に削った各面に

大福、長者、蘇民、将来、子孫、人也と書かれ恵比寿大黒などが描かれています。

600年以上の歴史を持つ郷土玩具と解説されています。



次のような蘇民将来にまつわる民話があります。

 


昔、牛頭天王が嫁探しの旅の途中、一夜の宿を大金持ちの巨旦(ごたん)に請いました。

しかし「貧しくて泊められない」と断られてしまいました。

次に貧しい暮らしぶりの蘇民将来の家にたどり着き同じように一夜の宿を請いました。

こんな汚い家で良ければと、蘇民は暖かく迎えて、あるだけの食べ物を振る舞いました。





翌朝旅立つ牛頭天王はお礼に珠を渡しました。

この珠は心優しい人が持つとお金が貯まるという宝物でした。





何年かの後旅の帰り道で

再び牛頭天王が蘇民の近くを通ると蘇民は長者になっていました。

そしてそれを羨んだ巨旦が牛頭天王を無理やり泊めようと企みましたが

貧しい心は変わっておらず、巨旦の身には悪い事ばかり起こりました。







蘇民の子孫は言いつけを守り

「蘇民将来」と書いた木札を身につけ御守りとして大切にしました。

この木札が所によっては今も〆縄に残っているそうです。

「蘇民将来子孫家」と書いた護符を張り付けて

蘇民将来の子孫ですから良いことがありますようにと願いを込めるのだそうです。

 

 



 

蘇民将来の土鈴もあります。

鈴を振ればその音色で邪気が払われます。

 

 

今日は古い歴史と民間信仰に支えられた郷土玩具・蘇民将来をご紹介しました。

 

  日本土鈴館

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