伝統こけし・鳴子系

  • 2017.06.16 Friday
  • 13:43

皆さま、こんにちは


今日は鳴子系のこけしのご紹介です。

 

宮城県鳴子温泉を中心とする地域で作られる伝統こけしです。

胴は太く、肩とすそは張っています。

中央部がややへこんだ弓なりの胴です。

胴模様は華やかで、華麗な菊や楓を描きます。

頭は胴よりやや大きめで御所人形風の前髪とかせが描かれています。

はめ込み式の構造で、首を回すとキュッキュッと音がします。

 

 






左:後藤皓工人 作(4寸) 右:早坂せつ工人 作(4.6寸)

共に昭和10年生まれの工人さんです。

鳴子の特徴がよくわかります。

すそと肩が張り、胴の中央が細く弓なりになっています。

胴模様は楓が描かれ、御所人形風のお顔立ちです。

お顔が真っすぐ前を向いたり、ちょっと見上げた感じだったりでも

印象がずいぶん変わりますね。
 

 

 




左:吉田武重工人 作  右:須貝国男工人 作

この形のこけしはねまりこと言い鳴子系独特の形です。

東北地方の方言「ねまる」は座るという意味で

子供が正座をしている様子をこけしにしたものです。

首を回すとキイキイと音がします。

胴模様は華やかな菊の花で、前髪やかせの描き方や目鼻の入れ方にも

鳴子の特徴があるということでした。

 

 

 

 

 

 


 

こちらのねまりこは2寸の小さなものです。

大正2年生まれの秋山忠市工人の作品です。

古いものですが木地につやつやと光沢があり胴模様の菊きれいに咲いています。

 

 

 

 

 


 

松田すみ子工人 作(5寸)

昭和10年生まれの女性工人さんです。

胴模様は菊、おっとりしたお顔つきのこけしです。
こけしは室内にあっても自然光や蛍光灯の光で褪色は進みます。

一本ずつ布でくるんで密閉された場所に保管するコレクターも多いそうですが

土鈴館のこけし棚ではそうもいきません。

悩ましいところですね。

 

 

 





高瀬時男工人 作(6寸)
外鳴子と呼ばれるこけしです。

鳴子温泉以外の地域で作られた鳴子系のこけしを外鳴子と呼ぶそうです。

昭和3年生まれの工人さんですから館長と同い年ですね。

おかっぱの前髪がギザギザしていて可愛いです。

胴模様も個性的ですアザミに見えますが、何でしょうか?

 

 

 

こけしと言えば鳴子という言葉が浮かぶほど鳴子こけしは有名です。

鳴子こけしの姿がこけしの姿と

知らず知らずに擦りこめれていることも多いかもしれません。

伝統こけしは奥が深いようです。

 

  日本土鈴館

 

 

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