伝統こけし・弥治郎系

  • 2017.07.11 Tuesday
  • 09:23

皆さま、こんにちは


今日は宮城県白石市弥治郎地区に伝わる弥治郎系のご紹介です。

弥治郎こけしの胴は直胴か中央が少しくびれた形をしています。
胴模様は太めの轆轤線に簡単な襟、裾、袖などが手描きで施されます。
頭は胴よりやや大きめで、頭頂に何本も轆轤線を入れて、

まるでベレー帽を被っているような姿になります。
差し込み式の構造になっています。
 

 





林重吉工人 作(7寸)

大正9年生まれで平成の初め頃まで活躍された工人さんの作品です。

可愛いこけしだなぁ〜と思います。

華やかな絵付や少しくびれた胴は師匠佐藤伝喜工人の作風をよく伝えているそうです。

残念ながら後継のお弟子さんはいません。
 

 

 

 





新山学工人 作(8.5寸)

こけし棚に可愛らしいこけしみつけました。

昭和5年生まれの工人さんです。

母方の祖父新山栄五郎の型を伝えていると解説書にあります。

髷やお顔がすごく可愛らしいです。

ご子息・実工人と親子で製作に励まれているそうです
 

 

 

 

 




新山民夫工人 作(3寸)

昭和34年生まれ、白石市で新山民夫こけし店を営んでいらっしゃいます。

「こけしは忠実に受け継ぎ素朴さの中にも可愛いこけしを作りたい」

との言葉通り、可憐で愛らしいこけしです。

 

 

 

 





武田憲雄工人 作(5寸5分) 昭和7年生まれの工人さんです。

昭和30年頃は近代こけし作りに従事していましたが、

昭和45年新山左内工人に師事されたそうです。

襟元や裾、轆轤線で描く帯、前髪や目鼻など、師匠の作風を良く受け継いでいるそうです。

このこけしは、ツヤツヤの色黒ちゃんです。
 

 

 

 

 




佐藤美奈雄工人 作(3寸)

日本土鈴館のこけしには新しいものがほとんどなく、

かつては色白だったこけしもあめ色に変わっています。

その中にサンタンこけしとでも呼びたくなる様なこけしがあります。

梨材で作られたものは独特の褐色になるのだそうで、

佐藤美奈雄工人の梨材の作品が同寸で10本ほど並んでいました。

 

 

 

 





鎌田孝市工人 作(6寸)

師匠である父は鎌田文市工人、母はさくよ工人。

大正14年生まれの工人さんの闇夜(やみよ)です。

胴に2個の輪が通っています。

胴を削り出すと同時に胴に輪をくり抜く技法です。

「闇夜は暗くて抜け出せない」ところから、

絶対に抜けない輪を付けたこけしを闇夜と呼ぶそうです。

闇夜を作る技術の高さに驚きます。

 

 

 

 





蔦 衛工人 作(7寸) 昭和3年生れの工人さんです。

こけしがいつ頃のものかは分かりません。

髷とお顔がよく合っていると思います。

三角の黒目がちな目元と赤いほっぺ、前掛けをつけたような胴模様が可愛いです。

 

 

今日は何本か弥治郎系をご紹介しましたが

弥治郎系のこけしが可愛らしくていいなあと思いました。

 

  日本土鈴館

 

 

 

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