伝統こけし・作並系

  • 2017.07.28 Friday
  • 10:47

皆さま、こんにちは


今日は作並系の伝統こけしをご紹介します。

 

ここでは山形作並系(山形系と作並系に分ける場合もあります)を作並系とします。

宮城県の作並温泉や山形市で作られる伝統こけしです。

ちょっと見たところ遠刈田系のようですが、一般に胴が細くなっています。

頭部には輪のようになった赤い飾りと黒髪が描かれます。

胴模様は、作並は菊、山形は梅が描かれることが多いそうです。

差し込み式の構造になっています。

 

 

 

 

平賀謙次郎工人 作(6寸)

大正7年生れの工人さんで50歳の時の作品です。

師匠であり父の謙蔵工人の型を再現したものとのことです。

胴模様の緑が抜けて残念ですが、

やや下がり気味の目尻や小さな口がお顔の輪郭に合っていて優しい感じがします







武田正志工人 作(8寸・1尺2寸)

昭和5年生れの工人さんです。

胴模様よ〜く見て下さい。

梅の花が三輪、周りに松の枝や竹の葉が描かれ

そして梅の花の花芯には上から「松・竹・梅」の文字があります。

胴模様は松竹梅のおめでたいデザインになっています。

洒落ていますね!

 

 

 

 

 

小林清次郎工人 作(7寸5分)

大正7年生まれの工人さんです。山形系を代表する工人のお一人です。

木地挽きを家業とする小林家に生まれ、

戦後特に古作の復元に力を注いだ工人さんです。

2015年98歳でお亡くなりになりました。

 

 




 

阿部正義工人 作(7寸)

昭和14年生まれの山形系の工人さんです。

師匠は小林清次郎工人です。

頭頂の模様、目鼻の描き方など先の小林工人の作品と見比べると面白いですね。





 

鈴木昭二工人 作(8寸)

木地業の家に生まれた昭二工人は父の清工人のもとで修業しました。

戦後しばら新型こけしを作っていましたが

昭和30年ごろから伝統こけしの製作を始めました。

昭二工人の三男明工人も同じように父に倣って木地を学び

鈴木清・昭二・明と系統が伝承されているそうです。

 

 

伝統こけしは奥が深いだけにハマると大変そうです.

蒸し暑い日々ですが、皆様どうぞご自愛くださいませ。

 

 

   日本土鈴館

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