伝統こけし・肘折系

  • 2017.08.21 Monday
  • 12:51

皆さま、こんにちは

 

全国的に日照不足の夏となっています。

曇っていても湿度は高く、突然の雷雨には驚かされます。

夏の疲れが出やすい時期ですので

皆様どうぞご自愛くださいませ。


さて、今日は肘折系こけしのご紹介です。

山形県肘折温泉や仙台市で作られています。
鳴子こけし、遠刈田こけしの影響を受けながら伝えられてきた系統で

独特の味わいを持つこけしです。
胴は鳴子のように肩が張ってほぼ真っ直ぐです。
頭頂には赤い放射状の線模様が描かれます。
胴模様は重ね菊が多いようです。
差し込み式の構造で作られます。





佐藤己之助工人 作(1尺弱)

明治38年生まれの工人さんです。

頭と胴は違う木材を使用したのか、はっきり色が違います。

頭は角ばっていて目頭を寄せたような表情は優しいです。

頭が角ばっているのは初期のころの作品の特徴だそうです。

胴底の揮毫の横に「貴重」のシールがありました。

 

 

 

 





鈴木征一工人 作(1尺・6寸)

昭和19年生まれの工人さんです。

肘折運七系列と分類してあります。

大きなこけしはガラ入りで振るとシャカシャカ音がします。

頭をくりぬいて乾燥させ、小豆などを入れてるとマラカスのように音が出ます。

肘折系に多い技法のひとつだと言います。

 

 

 

 

 

 

こちらも鈴木征一工人の作品です。4寸です。

鈴木工人は奥山庫治工人のお弟子さんです。

東京生まれの方ですが5歳のころ、父が故郷肘折に帰郷しました。

農業などに従事していましたが奥山工人について木地を学び始め

現在も肘折温泉でこけしを製作しておられます。



 

 




奥山庫治工人 作(8寸)

昭和9年生まれの工人さんです。

先にご紹介した鈴木征一工人の師匠です。

大変お酒の好きな方とのこと、ネットで調べたらなるほど!

そんな雰囲気の写真を拝見しました。

つやつやした明るい表情のこけしです。

 

 

今日は肘折系のご紹介でした。

   日本土鈴館

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