インスタより「東京の土鈴」

  • 2017.11.17 Friday
  • 11:21

皆さまこんにちは

 

寒くなってまいりました。

日本土鈴館のある郡上市に雪の降る日も近いかと思われます。

 

来年の干支・戌の飾りつけも終わりました。

十二支の中でも可愛らしいと特に人気の高い戌年です。

土鈴館の入口で日本中の可愛らしい犬が皆さまをお迎えいたします。

 

また、おもちゃばこでは土鈴、土人形、郷土玩具の犬をご紹介しています。

こちらも是非ご覧くださいませ。









 

 

 


さて、今日は東京の土鈴を見てみましょう。




浅草観音のお土産土鈴です。

東京観光と言えば今も昔も浅草・浅草寺ですね。

浅草寺の山門通称雷門は風雷神門といい、そこに架かる大提灯は浅草のシンボルです。

高さ3.9m、直径3.3m、重さは700kgもあるそうです。

この提灯ををくぐると仲見世が広がりますね。





浅草の仲見世にある老舗助六の土鈴です。

浅草寺は日本人にも外国人にも大人気の東京観光スポットです。

雷門で先ず提灯の大きさに驚き写真を撮り、

お詣りの後仲見世での買い物も大きな楽しみです。

助六は江戸趣味諸玩具を買うことのできる日本で唯一のお店です。





浅草仲見世・助六の十二支土鈴です。

宝珠が描かれたり乗せられたりしたものが多いです。

辰や蛇は宝珠を巻き込んでいます。

助六の土鈴や郷土玩具はどれもとても小さいのですがお値段は小さくありません。

しかしそれだけの価値のある江戸玩具ばかりずらっと並んでいます。






雛人形を模った硯を土鈴にしたものです。ややこしいですね。

助六土鈴で小さな子供の手のひらに乗るサイズです。

幕末の頃からの老舗助六の土鈴や江戸玩具は

総じてどれもとても小さいのですが、それには理由があるそうです。

 

徳川家の安定した治世で世界有数の都市となった江戸では

花のお江戸などと言われるように豪華絢爛な文化が育ち、

町人の暮らしも豊かで華やかでした。

豪商たちの大型で豪奢な玩具に脅威を感じた幕府は贅沢禁止令を出します。

大型で豪奢な玩具はご法度ですから、目立たない小さな豆玩具をつくりますが、

文化意識の高い江戸の人々は小さくても精巧な細工を施し、

言葉遊びを取り入れた粋な江戸玩具を作り上げました。

小さい玩具に江戸の豊かな文化とたくましさを感じますね。

 

 





歌舞伎座みやげの土鈴です。コロンと可愛い鈴です。

助六や勧進帳など、有名な演目を題材にした土鈴で、

丸い形ですから音色も響きます。

歌舞伎鑑賞のお土産に今も歌舞伎座で売られているのでしょうか。
 

 





東京 むさし野深大寺の十二支土鈴です。

深大寺窯の創始者馬場信子さんの作品です。

深大寺窯は昭和32年陶芸家の夫と共に

深大寺の山門前にらくやきのお店を出したのが始まりだそうです。

時代の流れに伴い深大寺の参拝客が増えると深大寺窯もどんどん繁盛します。

元々作陶を生業としていたご夫婦ですし、日本画家の父をもつ馬場さんの作る土鈴は

むさし野の四季の草花を配した絵付けがひとつの特徴です。



  

むさし野深大寺窯の花を描いた花土鈴と、そこに万葉の和歌を書いた万葉土鈴、

武蔵野の風情に溶け込む藁吹きの家に四季の花々をあしらった土鈴です。

創始者馬場信子さんの作品です。

馬場さんは実に多彩な才能の持ち主で、

一から始めた土鈴作りも見事な作品を生み出しましたが、

陶芸家を育てたり、三味線を嗜んだり、小説を書いたりしました。

夫の名前「吉田実」のペンネームで書いた短編小説集「石斧の恋」を

出版したのは80歳を過ぎてからです。

 

 

花のお江戸の粋な文化を象徴する助六の土鈴と

武蔵野の野趣あふれる深大寺の土鈴と

全く違う趣きの東京の土鈴のご紹介でした。

  

  日本土鈴館


 

 

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