達磨(1)

  • 2017.11.01 Wednesday
  • 10:53

皆さまこんにちは

今日から11月ですね。

光陰矢の如し…あっという間に一年が過ぎていく気がします。
 

さて、今日は達磨のご紹介です。




達磨は南天竺(インド)に生まれ宋の時代に中国に渡り禅宗を広めたとされています。

名前を菩提達磨と言い、達磨、達磨大師、達磨祖師などと呼ばれます。

サンスクリット語のダルマは法という意味を表すそうです。

壁に向かって坐禅を続け手足が腐ってしまったという伝説が日本に伝わり、

日本でよく見るダルマの姿になったとされています。

 

 

 


達磨と言えばこんな感じのダルマを思い浮かべますね。




博多張子の男だるまです。

日本一派手な彩色の達磨ともいわれます。

胴模様は松竹梅に胸から放射状に描かれた金線、浅黒い小さめの顔に太い眉と団子鼻、

そして豆絞りの鉢巻をキリッと巻いたまさに男だるまです。





博多張子の女だるまです。

男だるまと同じく松竹梅に金線、小さめの顔にぽってりした胴です。

しかし、色白の顔にお公家風の眉、魅力的な口元の上品なだるまです。

元々博多張子の達磨は応神天皇伝説に基づく女だるまだけでしたが、

昭和初期になって男だるまが作られるようになったそうです。

博多の達磨はレディファーストです。
 

 

 





山梨の子持ちだるまは甲州系と呼ばれる目の入った達磨で、

江戸元禄の頃から下級武士の内職として作られました。

別名雪だるま、あるいは綿だるまとも呼ばれ、

胴に親達磨と同じような子達磨が描かれています。

親より優るように!との親心を表しているそうです。

作者は甲州土鈴でも有名な斉藤岳南さんです。
 

 

 





宮城には二種類の仙台達磨があります。

先ずは松川だるまの宝舟です。

創作者伊達藩士松川なにがしの名前から松川だるまと呼ばれるようになり、

顔は全て同じですが、胴彩は伝統的には宝舟と福の神の2種類です。

しかし、最近はこれ以外の絵を描いただるまもあるようです。

ぎっしりと絵付けが施されて豪華なダルマです。






もう一つの仙台達磨が仙台火伏せだるまです。

この火伏せだるまは横から見ると分かりやすいのですが

法衣の下で合掌を組んでいる姿になっています。

名前の通り、火事除け、火除けのお守りです。

 

 

 

 

 

 

 



三春張子の達磨です。
各地の張子と同様、三春張子も農閑期の副業として作られるようになりました。

江戸時代の初め、三春藩主が江戸から人形師を呼び寄せ農民に人形作りを教えたそうです。

藩主の保護の元、達磨をはじめお面や縁起物、歌舞伎物など

たくさんの張子が作られ継承され、現在に至っています。
 

 

 





千葉の岩戸だるまです。

房総では印旛、飯岡、佐原などの農家が冬の農閑期を利用して達磨などの張子を作りました。

印旛の岩戸で作られるだるまは女だるまで、

ペチャとした笑顔がなんとも素朴で味わい深いです。

だるまの中に鈴が入れてあって転がすと可愛い音がするものもあるそうです。

 

 

 

 

達磨は郷土玩具には欠かせないアイテムです。

日本各地に数も多く、まだまだたくさんのダルマがあります。

続きは達磨(2)でご紹介する予定です。

 

日本土鈴館

 

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