愛知の土鈴・2

  • 2018.02.28 Wednesday
  • 11:12

皆さまこんにちは


愛知の土鈴ご紹介の2回目です。今日は起土人形・富田土鈴のご紹介です。




起土人形・5代目中島一夫さんの兎と寅の福招きです。

 

大型の土鈴です(虎の横に1円玉があります)。

 

愛知県の富田村(現在の一宮市)で作られる土鈴なので

富田土鈴と呼ばれることもありますが一般的には起とか起土人形と言われています。

起土人形の起源は古く

江戸時代中期に名古屋で技法を学んだ陶工が富田村に伝えたとされています。

 

 

 

 

 

5代目中島一夫さんがお作りになった土鈴は2.3センチの小さなものから

30センチを越す大型のものまで様々あります。



 

比較的小さな土鈴です。

上の段には今年の干支の酉土鈴はつがいで仲良く並んでいます。

下の段の蝙蝠土鈴はちょっとおもしろいです。

おしどりも美しいのでこれはオスですね。





 

こちらの白達磨土鈴は大型です。

いかつい顔立ちに比べて白の生地が真珠のように美しいです。

大型の土鈴は中島さんの得意とされるところでした。

 

 

 



 

 

起の代表作は美江寺の土鈴です(写真右は展示の様子です)。
写真左は紅白の糸で7個の小さな土鈴が束ねてあります。

宝珠・釜鈴・俵鈴・恵比寿大黒など岐阜の美江寺の代表的な鈴です。

古くから養蚕農家の信仰を集めていた美江寺の例祭で起の鈴が売られました。

鈴の音が蚕の天敵であるねずみを追い出してくれると信じられ

蚕の部屋に釜鈴や宝珠鈴などを吊るして蚕の無事を祈りました。

 

 

 

中島さんの土鈴は種類も豊富です。

代表的な宝珠や釜鈴、十二支、お雛様、招きモノ、歌舞伎モノ、

風俗人形、福助や七福神などたくさん作られました。

 

 


 

背中に左から「ばっく持娘」「ラッパ持唐人鈴」「扇子持」と中島さんの書き込みがあります。

高さが17僂ら12僂曚匹里垢蕕蠅箸靴辛俗人形の土鈴です。

 





 

左は貝乗り権兵衛土鈴です。

大きな貝にふんどしをとられ、

大慌てで前を隠す権兵衛のおどけた姿のユニークな土鈴です。

権兵衛のお尻にほどけた布のふんどしが付いています。

貝はパールがかった白に金粉が施されています。

 

右は政岡です。伊達騒動を匂わせる「伽羅先代萩」の名場面です。

土人形の歌舞伎ものに良く取り上げられる題材です。

小型(高さ12僉砲療變襪忙杜ててあるのは珍しいような気がします。

 

 

 

 

 

中島さんが亡くなられてからは奥様の一子さんが比較的小型の鈴を作っていらっしゃいます。

 

 

 

 

今年は戌年です。

日本土鈴館の干支飾りも中島さんの犬土鈴がたくさん飾ってあります。

 

 

今日は中島一夫さんの起土人形・冨田土鈴をご紹介しました。

ご紹介した歌舞伎ものや風俗人形の土鈴などはおもちゃばこにも出品しています。

 

日本土鈴館

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