日本三大土人形・堤人形

  • 2018.02.07 Wednesday
  • 10:26

 

皆さまこんにちは

立春を過ぎたというのに毎日厳しい寒さが続いています。

数年に一度と言われる最強寒波が何度日本列島にやって来ていることかと

降りしきる雪を眺めながらため息が出ます。

どうぞ皆さまも暖かくしてお過ごしください。


さて、日本三代土人形、今日は堤人形のご紹介です。

宮城県の堤人形は江戸の元禄時代に堤焼を基にして作られるようになった郷土玩具です。

日本土鈴館のコレクションから主に古品の堤人形をご紹介致します。





古型の三番叟です。

江戸時代に堤焼に伏見人形の影響を受けつつ、

その伝統を守っている堤土人形は上品でありながら東北特有の憂愁を秘めた人形です。

この座り三番叟、愛好家の方にお譲りした作品なので今は写真でのみのご紹介です。

 

 







古品の御馬です。横幅、高さ共に30センチを超す大型の作品です。

どっしりと重く堂々としていながらその表情は穏やかです。

土人形になっている馬は各地に見られますが

伏見人形や堤人形の馬が大きく影響を及ぼしていると思います。

 

 

 

 





鯛乗り恵比寿です。横幅約25センチ高さ約19センチのちょうど飾りやすい大きさです。

縁起物として恵比寿様や大黒様も人気があります。

恵比須様にはおめでたい鯛を組み合わせて鯛乗りや鯛担ぎなどが作られるようです。

福々しい恵比須様に丸みを帯びて可愛らしい鯛が良く似合っています。

 

 

 

 

 

こちらも鯛と恵比須様の組み合わせです。

お多福さんと一緒に釣りあげた大きな鯛を抱えています。

 

 

 





底に布袋姫と書き込みのある高さ12センチほどの小さなお人形です。

詳しいことは残念ながらよくわかりません。

少し愁いを帯びた表情や落ち着いた着物の色合いに

東北地方の独特の憂愁を感じるのですがいかがでしょうか。
 

 

 

 




軍配持ち唐子です。高さは8センチほどの小品です。

相良人形の軍配持ち唐子に絵付けなどとても似ているのですが

底の覚書に堤とあるのでご紹介しました。

(もしかしたら相良人形かもしれません)

軍配には商売繁盛や男児の健やかな成長を願う気持ちが込められています。

 

 

 





こちらも相良人形の鉄砲打ちに似ていますが堤人形の勘平です。
仮名手本忠臣蔵の5段目に登場する山崎街道の勘平ですね。

堤人形に限らず土人形の題材には

昔の人々の主な娯楽である歌舞伎や浄瑠璃の登場人物が多く

名場面を切り取ったような面白みがあります。


 

 

 





鯉担ぎ(高さ20センチ)も人気のあるモチーフです。

色合いの落ち着きが堤人形らしいです。

中国の故事に、黄河の上流にある竜門の滝を上ることができた鯉は龍になったとあります。

鯉は立身出世の象徴として、男児の幸せを祈って節句などに飾られました。

端午の節句に鯉のぼりを立て鯉担ぎを飾って

我が子の健やかな成長と幸せを願う親心です。






 

馬乗り武者です。高さは19センチです。

やはり端午の節句や男の子の誕生を祝って飾られるお人形です。

勇ましい武者姿ですがお顔つきは優しいです。

 

 

 

堤人形は長い歴史に支えられながら

特に東北の相良人形や花巻人形に大きな影響を与えています。

 

 

日本土鈴館

 

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