岐阜の土鈴(1)

  • 2018.04.16 Monday
  • 09:39

皆さまこんにちは

 

今年の土鈴館の桜は例年よりずっと早く咲き始め

満開に近いころまさかの2日間の降雪……

春の嵐も吹き荒れて桜を楽しむ期間が短かったように思います。

写真は先週の桜の様子です。

今年卒寿の館長、例年のように元気に桜を楽しんでいました!


   




 

 

 

 

さて今日は久しぶりに土鈴のご紹介です。
今回ご紹介する岐阜は日本土鈴館のホームグラウンドです。

先ずは高山・ほうずき工房さんの作品からご紹介します。




抱き雛土鈴です。光源氏の世界ですね。

高山のほうずき工房・梶野加代子さんの作品です。

(館長によると梶野さんは名前は加代が好きとおっしゃったので土鈴館では加代さんです)

十二単や狩衣に金粉を散らして雅に作られています。

 





  


 

梶野さんの代表作は百人一首土鈴です。

百人の詠み人を土鈴にしてあり百体1組の大作です。

きれいな台付き姫も蝉丸も清少納言も紫式部も全部土鈴になっています。

 

 

 

 

梶野さんは同じ高山市の高山土人形・岩光子さんに何度も教えを請いました。

初めはなかなか教えてもらうことができませんでした。

しかし諦めず通い続けるうちに粘土を分けてもらえるようになったそうです。

その後も岩さんのほか、富山の人形師にも教えを受け、独自の世界観で土人形を作りました。




  

 

蓄音機や置時計などレトロな土鈴もたくさん制作されました。

 

 

 

梶野さんの作品の特色のひとつが古色の技法です。

わざとくすみや古びたかげなどを入れて、鄙びた味わいを出しています。
 

 



次は梶野さんを手助けされた高山土人形の岩光子さんの作品をご紹介しましょう。

岩光子さんは高山土人形・初代岩信成さんの娘さんです。



 

五人飾りの雛土鈴です。

色合いがとても優しく上品で落ち着きのある雛土鈴です。






 

十二支揃いの土鈴です。

雛土鈴同様、色使いが優しく形も丸みを帯びて可愛いです。

所々に金色を配しているのに派手にならず落ち着いた味わいがあります。

 

 

 



 

高山祭りは「春の山王祭」と「秋の八幡祭」の総称です。

年に2度の例祭に曳き回される祭屋台は動く陽明門ともいわれます。

豪華絢爛な屋台は飛騨の匠の技があってこそ作られ受け継がれています。

からくり奉納など高山祭りは必ずニュースで紹介されます。





  

 

白山のライチョウや白川郷の合掌造りなど地域に密着した土鈴もあります。

小さな作品ですがどちらも素敵な土鈴です。




 

円空仏土鈴です。

江戸時代諸国行脚をしながら独特の仏像を彫り続けた円空は岐阜と深い縁があります。

全国行脚の後晩年をふるさとの美濃の国で過ごした円空。

円空ゆかりの史跡や逸話が岐阜にはたくさんあります。

高山の千光寺も円空ゆかりの寺として有名でたくさんの円空仏が残されています。

 

 

今日は岐阜の土鈴から梶野加代さんと岩光子さんをご紹介しました。

 

日本土鈴館

 

 

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