紙のお雛様

  • 2018.03.16 Friday
  • 12:05

皆さまこんにちは


立春を過ぎ三月になるとお雛祭りのニュースが流れ、

可愛らしいお雛様を目にする機会も多くなります。

そして三日が過ぎたら

早くしまわないと縁遠くなるとの言い伝えを信じて早々に片付けてしまいます。

でも土鈴館のある雪深い郡上市では

お雛祭りは4月3日にお祝いしますから、まだお雛様は飾られています。

百段階段のお雛様も今日帰ってきます。少し春めいてきた日本土鈴館です。

 


 

 

 

 

 

さて、今日はお雛様の中でも紙で作られた素朴なお雛様をご紹介します。




宮崎・青島神社の神雛です。

 

 

夫婦びな、または、願掛けびなとも呼ばれます。

下膨れのお顔に金烏帽子を着けた男雛、

瓜実顔に振り分け髪の女雛が共に赤い格子の衣に金の帯をしています。

縁結、安産、病気平癒、家内安全、海難厄除など、

あらゆる願いを込めて、神社に奉納します。

今ではあまり使われなくなりましたが岩田帯に挟む為の小さなものもあったそうです。

 

 

 





鳥取の流し雛です。

立ち雛を簡素化した紙雛です。

頭は粘土を丸めて目鼻を描き、因州赤染紙の衣に胡粉で梅鉢模様を描きます。

人形飾りを厄除けとして川に流す民間信仰の名残りです。

雛10組を竹串でまとめたもの、一組を折敷やさん俵に入れたものなどがあります。
 

 

 





鳥取の田舎雛です。名前からして素朴です。

江戸時代の創作といわれる内裏雛で、素朴な材料やひなびた形から田舎雛と呼ばれるそうです。

昔、武家の行事であった雛遊びがだんだん庶民に広がりました。

頭は布を丸めて作り、男雛には烏帽子と笏、女雛には冠と扇を金紙で簡単に付けただけです。

素朴ながらも衣装はそれなりに立派です。

 

 

 



  

 

鹿児島の糸雛です。顔も手足もなく、本体は紙で出来ている変わり雛です。

薩摩雛または神雛ともよばれます。

上等の紙又は金襴の衣装を着けた立ち雛の変形です。

芯には竹を使い、先端を麻糸で覆って顔に見立て、余りを垂らして髪にします。

襟元には5〜6枚の色紙を重ねます。

衣装の柄は義経千本桜や高砂の翁嫗や浦島太郎と乙姫など凝った図柄が描かれます。





こちらは昭和初期の糸雛(40センチ)です。

今ではあまり見られない大型の糸雛です。


豪華なお雛様とは一味違う紙のお雛様をご紹介しました。

子供たちが作る折り紙のお雛様のような味わいがありますね。

 

 

日本土鈴館

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