小幡でこ

  • 2018.03.29 Thursday
  • 09:13

皆さまこんにちは

今日は近江・五個荘小幡町に伝わる郷土人形・小幡土人形のご紹介です。

昔から「小幡でこ」と呼ばれます。
約300年前に初代・細居安兵衛が伏見人形をまねて作ったのが始まりとされ、

その後代々細居家に伝わる郷土玩具です。







展示ケースの様子です。

主に8代目文蔵さんの作品を展示しています。

 

 

 





福助とお多福です。

 

初代・細居安兵衛は元々小幡と京都を往復する飛脚を生業としていましたが、

追はぎの被害に度々遭うのが悩みでした。

そんな折、京都で人気の伏見人形に目を付け、

人形作りを学び小幡の地で人形作りを始めたのが小幡土人形の始まりといわれます。

中山道沿いに構えた家で土産物や子供のおもちゃとしてよく売れたそうです。



明治初期までは同業者が4〜5軒もあって盛んだった人形作りも、

時代の流れとともに衰退してしまいました。
現在は細居家9代目源悟さんのみが制作されています。



 

8代目文蔵さんの牛乗りねずみです。

干支の成り立ちの昔話に題材をとっています。

 

ある年、神様は元旦のあいさつに来た動物に、1番から12番までに褒美を出すと言いました。

一年間動物の大将になれるのです。

慎重な牛は歩くのが遅いからと早めに家を出ました。

要領のいいねずみは牛の背中にちょこんと乗って

神様の家の門が開くと同時にぴょんと飛び降り一番乗りをしました。

それで干支は子から始まるようになりました。

 

ちなみに、ねずみは足の速い猫に嘘をついて一日遅れの日を教えました。

そのせいで猫は13番になり干支に入れませんでした。

それ以来猫はねずみを追いかけるのだそうです。
 

 

 



 

8代目文蔵さんの竜王です。

昭和51年の高橋三郎シールがありますから40年以上昔の作品になります。

脚を踏ん張った童が可愛いです。



小幡土人形は伏見土人形を真似て作られましたが、

色彩は原色を用いたはっきりした感じのものが多いようです。

伏見土人形に倣った土人形は日本各地にありますが、

それぞれの土地柄、気質を取り入れて、その地独特の土人形が育っていったようです。




 

 

小幡でこは伏見土人形を真似て作られましたが、

色彩は原色を用いたはっきりした感じのものが多いようです。

伏見土人形に倣った土人形は日本各地にありますが、

それぞれの土地柄、気質を取り入れて、その地独特の土人形が育っていったようです。
 

 





 

水色の姫だるまです。

絵柄は松竹梅のおめでたい柄になっています。

赤い姫だるまを見慣れていると水色がとても新鮮に思えます。

やはり8代目文蔵さんの作品です。




 

最後のご紹介は親子犬です。

見方によっては夫婦犬にも兄弟犬にも見えますが

仲睦まじい様子で戯れています。

8代目文蔵さんの40年以上昔の作品です。

 

 

今日は小幡でこ・8代目細居文蔵さんの作品を中心にご紹介しました。

この中から何点かおもちゃばこに出品していますので

おもちゃばこもご覧くださいませ。

 

日本土鈴館

 

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