三河大浜土人形

  • 2018.04.09 Monday
  • 10:31

皆さまこんにちは

暖かい日が続いて例年になく早い桜の開花を迎えた郡上市ですが

昨日今日と早朝に雪が降りました。

桜の花びらに雪が積もって気が気ではありません。

 


さて、最近は土人形のご紹介が多いですが今日もお付き合いください。

愛知の三河大浜土人形のご紹介です。

大変古い書籍(昭和48年発行)ですが

日本雪だるまの会発行の「三河土人形」を参考に調べてみました。




 

三河大浜土人形の展示の様子です。

 

愛知県碧南市に伝わる大浜土人形は明治の26年頃に美濃部四市が人形を作り始め、

四市が戦死した後は兄の泰作が人形作りを引き継ぎ昭和の初め頃まで制作しました。



 

 


美濃部四市の系統とは別に、同じこの地方で

15歳の禰宜田佐太郎が明治29年に人形作りを始めました。

一時の中断を挟んで息子の章さん、現在は孫の徹さんに受け継がれています。





 

こちらも展示ケースの様子です。

 

 


大浜土人形の型は美濃部家も禰宜田家も

栃尾村の著名な鬼板師・斉藤梅太郎の型を使ったそうです。


特徴は展示ケースの様子からもおわかりのように、

武者ものと歌舞伎ものが得意で、組み合わせものが多いようです。

歌舞伎の名場面を切り取ったように人形を2体並べて楽しみます。



また大浜土人形はお顔が白く、衣装などの彩色が鮮明であるという特徴もあります。



  

 

 

 

美濃部家の後継はすでになく

三河大浜土人形を守っておられるのは3代目禰電津阿気鵑燭世一人です。



 

禰電津阿気鵑両靴猫です。

大きい方の猫は長寿のシンボルの万年亀のよだれかけをして大変おめでたいです。



 

こちらは名古屋土人形・野田末吉さんの型を使って作られた兎の宝船です。

日本土鈴館が譲って頂き保管している野田さんの型を使って

日本各地の土人形作家さんが個性を生かした作品を作って下さいます。




 
 

 

館長によれば、おなじ三河で土人形を制作されていた

三河旭土人形・高山八郎さんと禰電弔気鵑藁拂にお住まいで

型を貸したり借りたりととても仲良くされていたそうです。

高山八郎さんが亡くなられて寂しい限りです。

 

 

展示ケースからおもちゃばこに出品しているものもあります。

気になる作品がありましたらどうぞお問い合わせくださいませ。
三河大浜土人形のご紹介でした。


日本土鈴館

 
 

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