奈良の土鈴

  • 2018.07.30 Monday
  • 09:39

皆さまこんにちは

 

日本土鈴館のある郡上市は今郡上おどりでにぎわっています。

郡上八幡を代表として市内の各地区でそれぞれの盆踊りが催されます。

 


 

郡上おどり土鈴の足元にあるのは先週拾った小さな栗のイガ。

土鈴館の裏山の山栗の木から例年になく早く落ちてきます。

まだ7月なのに、今年は暑さや台風で栗も我慢できなかったようです。
 

 

 



さて、今日は奈良の土鈴をご紹介します。


最初は青山窯・太田青山さんの作品です。

 

古代文様土鈴です。

青山窯は昭和45年に太田さんが築いた窯で

その作品は縄文、飛鳥、白鳳、天平の装飾模様を参考に作られています。

古代のデザインなのに現代にも通じるようなお洒落でモダンな模様です。

 

 

 



次は赤膚焼・小川二楽さんの作品です。


 

涼し気な金魚土鈴です。

大和郡山市は金魚の産地として全国的に有名な地域です。

室町時代に中国から金魚が日本にやってきました。

当時は貴族や豪商など一部の人々しか手に入らない大変高価で貴重なものだったそうです。

大和郡山藩主の保護もあり

金魚の飼育に適した自然に恵まれたこの地は金魚の名産地になりました。

 

 

 



 

有名な寺社の桜や牡丹などの花土鈴です。

赤膚焼は美しいというより味わい深いといったほうが適切な気がします。

型押しですが、彩色はさっさとまるで描きかけのような印象があります。

好みもありますが独特の仕上がりには魅力があります。

 

 

 

 


次は大谷幸康さんの作品をご紹介します。


 

一刀彫土鈴です。
奈良を代表する郷土玩具の一刀彫りを土鈴にしたものです。

一刀彫りは能を題材にすることが多く、

この能人形土鈴も羽衣、猩々、翁、井筒を再現しています。

一刀彫りの豪華で美しい特徴がよく表現された土鈴で美しいです。

 

 



続いては桝井宋洋さんの作品を見てみましょう。


 

鉾先鈴土鈴です。振ると鈴が響き合ってきれいな音色です。

巫女さんは舞を奉納する時や御祓いの時鈴を振っていることが多いですね。

古来より(土鈴に限らず)鈴の音には邪気を祓う神聖な力があると信じられてきました。

巫女さんの鈴にはたくさん鈴がついた神楽鈴と、

災難除けの祈祷に使う鈴の剣・鉾先鈴があるそうです。

 

 



 

 

古典土鈴のいろいろです。古の奈良の都を想起させる鈴です。

ともに歴史のある奈良と京都ですが、奈良には京都とはまた違った魅力があります。





 

いろいろな鹿土鈴です。

奈良公園と言えばたくさんの鹿が思い浮かびます。

昔から鹿は神様の御使いとしてとても大切にされてきました。

「奈良の寝倒れ」という言葉まであります。

病気などで鹿が家の前で死んでいるとその家の人は厳しく罰せられる為、

奈良の人は隣近所より早起きして鹿が死んでいないか確かめるのが日課だったそうです。

 

 

 


次は萬歳堂土鈴・田中淳五さんの作品です。

 

鹿土鈴は角の部分に本物の稲穂が付けられていて、新鮮な感じがします。

野菜土鈴、椿土鈴、イチョウ土鈴など奈良のお土産としてお店に並んでいるようです。

 

 

 

 


最後は大和土鈴・由井艶子さんの寺社土鈴です。


 

奈良の寺社を題材とした作品がたくさんあります。

赤い獅子頭は安部文殊院の授与鈴です。

源九郎稲荷神社や談山神社などたくさんの授与鈴を作っています。

 

 

 

奈良の土鈴は如何でしたか?

たくさんの土鈴をご紹介することができて楽しかったです。

 

日本土鈴館

 

 

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