郷土玩具のイノシシ・3

  • 2018.12.17 Monday
  • 09:59

皆さまこんにちは

 

薄っすらと雪が草木を覆って寒い朝になりました。

暖冬気味の冬になっていますが、時々グッと冷え込むので一層寒く感じます。

 

今日も色々なイノシシをご紹介します。



 

長野・立ヶ花人形です。

中野ひな市で有名な中野土人形は奈良家と西原家によって支えられています。

こちらは西原家5代目西原久美江さんの作品です。

イノシシの体をくねらせるようなしぐさや

ニコニコとしながらイノシシに跨る童のようすが生き生きと表現されています。

 

 

 

 

 

中野土人形・奈良家5代目奈良久雄さんの亥乗り天神です。

天神様といえば牛に乗るのが当たり前なのですが

こちらの天神様は穏やかな表情でイノシシに乗っています。

イノシシも天神様と一緒のせいかとても従順な顔つきです。

 

中野土人形の西原家と奈良家のそれぞれの作品、如何でしょうか。





 

愛知県西尾のきらら鈴・干支土鈴の亥です。

きららとは雲母のことです。

西尾の八ツ面山では昔から良質の雲母が採れることで有名だったそうです。

しかし、散々掘りつくした明治の頃には

鉱夫たちの犠牲も多く出るような過酷な状況になったそうです。

その霊を慰めるために

陶工加藤熊蔵が雲母を混ぜた土で土鈴を作ったのがきらら鈴の始まりです。

現在は松田克己さんが制作していらっしゃいます。

固く焼しめられたきらら鈴は見て美しいだけでなく

その音色も心に響くようなきれいな音色です。

 

 




 

福岡の土鈴・3でご紹介した博多土鈴・井上博秀さんの亥土鈴です。

全国各地を巡って様々なアイテムを土鈴に制作されました。

この土鈴の力強いフォルムはイノシシを表現するのにぴったりです。

 

 

 


 

賀多ぞう土鈴です。個性的な土鈴です。

森部秀三さん、多賀子さんご夫婦が制作していらっしゃいます。

大切にしていた土鈴コレクションを水害でなくしたのを契機に

自分たちで好きな土鈴を作ろうと決心され賀多ぞう土鈴が生まれました。

賀多ぞう土鈴は発想も色彩もフォルムも大変ユニークです。





 

三重・佑影窯、伊藤佑さんの大変力強く堂々としたイノシシです。

大きめ陶鈴で持つとずっしりと重く音色もきれいです。

こんな素晴らしい作品なのに趣味で制作されているので驚きます。

 

 

今日のイノシシは如何だったでしょうか。

このブログでご紹介したいくつかの作品は新しいコレクターさんに引き取られています。

大切に末永くかわいがっていただけますように!

 

 

イノシシは無病息災・子孫繁栄のシンボルです。

イノシシの持つ生命力の強さにあやかりたいです。

 

日本土鈴館

 

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