郷土玩具のお雛様・土雛

  • 2019.03.26 Tuesday
  • 13:26

皆さまこんにちは
春の訪れが遅い郡上市のひな祭りは昔から4月3日にお祝いします。
その頃になると待ちかねたように花々が咲き始めます。


日本土鈴館は一年中お雛様を飾っていますが、

日差しが春めいてきましたからブログでもお雛様をご紹介します。



 

千葉・芝原人形のおひな様です。

作者は4代目・千葉惣次さんです。

芝原の特徴の一つである鈴玉入りで、土人形ですが振るとコロコロ響きます。

丸みを帯びた形が美しいです。



 

こちらも千葉・芝原人形、ちょっと小ぶりのおひな様です。

千葉惣次さんの奥様、真理子さんの作品です。

み太郎窯の名前で制作されています。

白いお顔にうっすら紅がさしてありやはり鈴玉入りで振ると音色がします。





 

 

京都・伏見人形の土雛です。

黄色の台座が鮮やかで、古い土雛ですが現代的な新しさを感じます。

京都のおひな様といえばお公家風のお顔立ちを思いますが、

このお雛のお顔は大変庶民的に思えます。

芽雛の右袖口の欠けが残念です。





 

岐阜・市原土人形の土雛です。

瑞浪市になったことから瑞浪土人形とも呼ばれるようです。

明治の中頃から良質の粘土を使って土人形が盛んに作られ、

一時は市原村の大半が人形作りに従事していたそうです。

しかし他地域の土人形と同じく時代の流れに飲み込まれるように廃絶しました。

 

 

 





 

京都人形の小さなお内裏飾りです。

おひな様とは切っても切れない菱餅ですが

赤餅にはクチナシの実を使って魔除け、解毒作用を

白餅には菱の実を入れて子孫繁栄、長寿を

緑の餅にはヨモギを入れて厄除けを願うのだそうです。

この色合いはまさに春を告げる色です。

 

 

 

 

 


 

愛知・犬山土人形の土雛です。

台座の模様などが違いますからもしかしたら元々のペアではないお内裏様かもしれません。

白っぽい仕上がりは犬山土人形の特徴の一つだそうです。

また持つと驚くほど軽いのが犬山土人形です。

江戸・文化文政の頃から作られ始めた犬山土人形も

明治の初めころの最盛期を過ぎてからは徐々に衰退し

昭和の初めには廃絶してしまいました。

このおひな様も100年の経年を考えるとよい状態で残っています。

 







 

秋田。中山土人形の土雛です。

中山人形は江戸末期に、鹿児島生まれの陶工宇吉が東北地方をめぐって

最後は湯沢に落ち着いて窯を築きました。

明治になって息子の嫁樋渡ヨシが義父に習った粘土細工の技術を活かして土人形を作りました。

代々樋渡家に伝えられました。




 




 

京都・豪勝さんのご成婚雛です。

流し込みのおひな様です。

平成もあと少し、新しい元号は何になるのでしょうか。

 

 

 

4月3日のお雛祭りを控えて今日は土雛をご紹介いたしました。

日本土鈴館

 



 

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