郷土玩具のトラ・土鈴2

  • 2019.06.04 Tuesday
  • 12:37

皆さまこんにちは

今日はトラ土鈴のご紹介の2回目です。
早速見ていきましょう。



 

大分・日出(ひじ)人形の可愛らしい虎土鈴です。

作者の門上修さんは別府湾に臨む日出町で昭和55年ころから土人形や土鈴を作り始めました。

美術学校出身の門上さんは脱サラをして人形師を志し

同じく美術学校出身の奥様と共に温かみのある作品をたくさん制作されました。

その特徴はシンプルなフォルムと優しい色彩、何より温かみのある作風です。

残念ながら若くして亡くなられた門上さんですが

奥様が日出人形をしっかり守っておられます。







 

佐賀・聖心房人形(多久土鈴)倉富博美さんの虎土鈴です。

お宝でも入っているのでしょうか、瓶をしっかり抱えた虎は威嚇しているようです。

この多久町は古くから大陸文化の影響を強く受けて孔子廟「多久聖廟」があるそうです。

以前にもご紹介しましたが多久土鈴には大陸の雰囲気を感じさせる作品が多いようです。

 

 

 

 



 

福岡・古型博多人形師中ノ子勝美さんの虎加藤土鈴です。

小さな作品ですが写真を見ると中型の土人形を見るようです。

小さくても細部までとても精巧に丁寧に作られています。

童の加藤清正と降参した虎の表情がいいですね。

美しい土鈴です。





 

広島・宮島土鈴(越智宗政さん)の親子虎土鈴です。

子供を守る親虎は表情も厳しいです。

越智さんの土鈴には特有の質感があるように感じます。

塗った顔料を一度洗い流してもう一度上塗りすることにより古色が醸し出され

土鈴に独特の味わいを添えているのだそうです。

 

 

 

 



 

 

長野・奈良井土鈴(中西康二さん)の作品です。

左の親子虎と右の十二支揃の寅土鈴のトラを見比べると面白いです。

基本は同じですが、親虎は子供を守るためより一層厳しい目つきです。

寅土鈴は小判抱えシリーズの寅で、赤い袋と小判が鮮やかです。

奈良井の郷土玩具は土鈴や土人形、木地玩具、からくり人形などたくさんの秀作があります。

中西さんにはもっと長生きをしてたくさんの郷土玩具を見せていただきたかったです。








 

愛知・松田克己さんのきらら鈴です。

丸鈴に干支が浮き出るように描かれた十二支揃の寅土鈴です。

擬人化されたりデフォルメされたりすることなく

本物の虎が本当に動いているようなリアルな仕上がりです。

粘土の混ぜられた雲母がキラキラと光って写真で見るより実際手にした方が

この土鈴の美しさがお分かりいただけるように思います。





 

 

京都・洛趣舎さんの作品です。

左はおとぎ話一休さんの虎退治を土鈴にしたものですね。

右は十二支揃の寅土鈴です。

干支がそれぞれお座敷遊びをしているようなちょっと変わった十二支揃です。

洛趣舎さんの土鈴にはたくさんの種類があって、

作品に京都らしさも込められていて楽しいです。

まさに「洛趣舎」ですね!

 

 

 

虎の土鈴、まだまだあるのですが今回はこのあたりで…

土鈴以外の郷土玩具の虎さん集合はまたの機会にご紹介します。

 

日本土鈴館

 

コメント
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>

お宝収蔵品販売はこちら

にほんブログ村

selected entries

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM