郷土玩具のトラ・1

  • 2019.10.02 Wednesday
  • 13:54

皆さまこんにちは


今日は郷土玩具になったトラのご紹介です。

今回は土鈴ではなく、土人形や生地玩具、紙などの虎に絞ってみました。



 

愛知・乙川人形5代目杉浦定吉さんの招き虎です。

乙川人形は江戸時代(文化文政の頃)に飛脚業の杉浦伊左衛門が京都の伏見人形に倣い

現在の半田市で人形作りを始めたのが創始といわれる郷土玩具です。

土人形作りが盛んに起こった中部地方でも早い時期から制作されたようです。

こののんびりした虎の表情が愛くるしいです。

 

 





 

京都・伏見土人形の達磨乗りトラです。

何となくとぼけた表情の達磨が面白い作品です。

達摩大師の子供のような両足がちょこっと見えています。



 

 


 

熊本・宇土張り子坂本カツさんの虎車です。

首振りになっています。

宇土張り子の始まりは明治の初めとされています。

昔から伝わる虎の張子が台座に付けられていて押したり引いたりして遊びます。

動かすたびに小枝を切っただけの車がゴトゴトと回り

虎が首を揺らすので遊んだ子供も楽しかったでしょう。

 

 





 

山県・笹野一刀彫の虎です。

七代目・辰五郎さんの作品です。

耳と長くクルリと巻いた尻尾を見てください。

不用意に触ると折れてしまいそうな繊細な技ですね。






 

島根・出雲張り子の首振りです。

昭和37年の年賀切手のモデルにもなりました。

出雲地方では古くから端午の節句に虎を飾る習わしがあったそうです。

虎は武運長久・魔除け・勝負強いという縁起のいい動物で

男の子の健やかでたくましい成長を願って飾られました。

首振りの虎ができたのは明治の初めころだそうです。

長くピンとした尻尾は取り外すことができます。

 






  

 

二つの虎車

左は浜松張子・4代目二橋加代子さんのころがしです。

右は宮城・遠刈田の木地玩具二つ車です。

同じ虎車も紙でできた軽い張子と木地玩具のどっしりした虎車と

こうして並べてみると面白いですね。

張子のころがしは大きな車輪の間で虎がゆらゆら動きます。

木地玩具の虎はひもを引くと赤い舌を出したり引っ込めたりしながらゴロゴロっと動きます。

 



今日は虎の郷土玩具をご紹介しました。

まだまだたくさんの虎たちがご紹介を待っています。

近いうちにご紹介できればと思っています。

 

日本土鈴館

 

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