恵比寿天

  • 2019.07.31 Wednesday
  • 10:13

皆さまこんにちは


七福神の神さまの中で一番親しみがわく神様は恵比寿さまではないでしょうか。
土鈴館に展示中の土人形や土鈴でも恵比寿さまはたくさんいらっしゃいます。
今日は恵比寿さまのご紹介です。



 

京都・伏見土人形の鯛乗り恵比寿です。

おめでたい鯛にまたがったこのような意匠の恵比寿天は日本各地の土人形にも見られます。

日本の土人形は全て伏見人形につながっているんですね。

 

 

 

 

山形・鶴岡土人形の鯛乗り恵比寿です。

伏見の恵比寿様と大きさも同じ(25センチほど)、同じポーズ、同じデザインです。

鶴岡土人形は人形の型を伏見から買い付けて制作することもあったそうです。

ただ小さなガラ入りで振るとかすかに音色がします。

この特徴的な鯛のオレンジ色やガラに鶴岡土人形の個性が見られます。

この恵比寿様は「珍品中の珍品」という館長の覚書がありました。

 

 

 

 





 

愛知・犬山土人形の鯛乗り恵比寿です。

 

さて、七福神の中で恵比寿様はただ一人日本の神様だそうです。

日本神話によれば、イザナギ、イザナミの子供「蛭子命」が恵比寿様ということになるようです。

蛭子命はヒルコと読むそうで三歳になっても歩かないヒルコは

なんと!葦の船に乗せられ海に捨てられてしまいます。

 

 

 

 

 



 

宮城・堤土人形の鯛乗り恵比寿です。

 

兵庫県西宮神社の伝承によれば西の浦に流れ着いたヒルコは地元の漁師に助けられました。

「戎三郎」エビスサブロウと呼ばれ大切に育てられたそうです。

成長するにつれ海の神・エビス様として祀られるようになりました。

古代日本の人々は、

海の向こうには常世の国という普遍的な理想郷があると信じていました。

海の向こうからやってくるのは幸せをもたらす神様だと信じていたのです。






 

広島・三次土人形の鯛戎です。

 

最初は海の神様として祀られた恵比寿様ですが

長い時の流れと共に商売の神様としての信仰も集めるようになりました。

恵比寿様を戎とも蛭子とも書くのはこのような背景があったからでしょう。







 

こちらも広島・三次土人形の鯛担ぎです。

 

 

福の神の恵比寿様は日本中に幸せを運んでくださいます。

どうぞ皆さまもニコニコ顔の恵比須顔で毎日をお過ごしください。

 

日本土鈴館
 

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