郷土玩具のトラ・2

  • 2019.11.26 Tuesday
  • 14:47

皆さまこんにちは



来年の干支は子なんですが、なぜかトラの郷土玩具をご紹介します。




 

愛知・鳳来寺の寅童子です。

 

家康公ゆかりの鳳来寺にまつわるお話をもとに生まれた郷土玩具です。

家康公の母・於大の方が立派な世継ぎをさずかるようにと鳳来寺を参詣しました。

そして、家康公が寅年、寅の日、寅の刻に誕生すると、

鳳来寺の十二神将の寅童子だけが忽然と姿を消しました。

その後家康公が亡くなるといつのまにか寅童子は元の場所に戻ったそうです。

昭和の30年頃、家康公の神的な逸話に加え

七転び八起きの苦労の末に天下を取った人生を郷土玩具にしたそうです。

平成に入り一時廃絶しましたが、2010年の寅年に復活しました。

写真は昭和の寅童子です。

 

 

 

 

 



 

浜松張子・二橋加代子さんの首振りの虎です。

明治の初めに作られるようになった浜松張子は

その大切な木型を戦火で焼失してしまいましたが3代目・二橋志乃さんが復興に尽力され

その後を4代目として加代子さんが継承し

現在は5代目・鈴木伸江さんが伝統を受け継いでおられます。

虎ですが怖くないのんびり穏やかな表情の虎の張子です。


 

 



 

江戸玩具のずぼんぼです。

和紙で出来ていて足の部分にシジミの貝殻をつけてあります。

江戸・天明年間に作られるようになったといわれる江戸っ子のおもちゃです。

クタクタしていて頼りないのですが

三方を屏風などで囲った中にずぼんぼを置き、うちわなどで扇ぎます。

空洞の腹に風をはらんでずぼんぼが舞い躍ります。

シジミがおもりの役目を果たしているので飛んで行ってしまうことなく

虎が何度も飛び跳ねます。


 

 

 

 



 

岐阜・市原土人形の虎加藤です。

虎加藤は土人形などの郷土玩具で多く作られる題材の一つです。

賤ケ岳の七本槍のひとりに数えられた加藤清正は勇猛果敢な武士で

文禄・慶長の役で朝鮮にわたった際、虎を退治したという逸話に基づいています。


 

 

 

 



 

こちらは兵庫・葛畑土人形の虎加藤です。

葛畑土人形最後の継承者4代目前田俊夫さんの作品です。

葛畑土人形は江戸末期に初代前田友助が伏見人形に倣って

土雛を作ったのが始まりと言われています。

葛畑の良質な粘土を使って前田俊夫さんが亡くなるまで作られましたが

残念ながら昭和の終わりに廃絶してしまいました。



 

 

 



 

倉敷張子の首振り張り子です。

倉敷張子は明治の初めに作り始められた生水家に伝わる一子相伝の郷土玩具です。

男の子の誕生を祝って虎の張子を作ったのが始まりです。

ピンと伸びた尻尾ははめ込み式で取り外しができます。

 

 

 

今日は郷土玩具になったと虎のご紹介をしました。

日本土鈴館

 

 

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