沖縄の郷土玩具

  • 2019.11.11 Monday
  • 09:55

 

皆さまこんにちは

 

世界遺産・首里城の火災はとても悲しいニュースでした。

早朝テレビに映し出されたのは炎に包まれた首里城

正殿の焼け崩れる様子には衝撃と共に深い悲しみを覚えました。

戦後再建された時の資料など国の力を集結して

一日も早い首里城の復元を願うばかりです。

 

 

今日は沖縄の文化や伝統に思いを致しながら

インスタグラムでご紹介した写真も交えて沖縄の郷土玩具をまとめてみました。

 

 


 

チンチン馬です。
昔、琉球王国の行事のひとつに競馬がありました。

このチンチン馬は行事に臨む琉球王の馬上姿を模したものといわれます。

一方、戦前は「花婿様」という名前で旧暦五月の節句にユツカタヒー(玩具市)で売られました。

箱型の台を引くと仕掛けた針金が弾かれチンチンと音を出します。

お人形はもちろん、馬も美しく華やかに飾られています。

大変手の込んだ作りになっていて、高級品に属する郷土玩具でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

琉球舞踊人形と花笠です。

意外なことに本来は男性だけが舞うことができたのだそうです。

明治になって女性の舞踊も見られるようになり

戦後にはたくさんの女性舞踊家が活躍されているそうです。

華やかな衣装の中でも特に目を引くのが美しい花笠です。

 

 

 



 

花笠土鈴です。

琉球舞踊で使われる花笠は大変美しく、

赤い花、青い空、白い波がデザインされているそうです。

紅型染めの舞踊衣装と共に見る人の目を奪います。

 

 

 

沖縄の土鈴はさほど多くなく、この花笠土鈴のほかにはシーサーの土鈴があります。

 

 

 

 

沖縄のお土産にはやはりシーサーは欠かせません。

シーサーは獅子を沖縄の発音で読んだ名前だそうで

魔除けのために屋根や門前、高台などに飾られ村や家を災いから守る伝説の生き物です。

 

 

 

 

 

 

陶器や木彫りなど様々なシーサーが沖縄で売られています。

沖縄の思い出にシーサーを買う人も多いと思います。

 

 

 


 

 

アダン葉細工の蛇(ハブ)と星ころびです。

八重山地方に生えている「阿旦」の葉を編んで作ります。

蛇はパックリ開いた口に指を入れると、まるで蛇に噛まれたかのように

指が抜けなくなる不思議なおもちゃです。

星ころびという美しい名前のおもちゃはコロコロ転がして遊びます。

 

 

 



次は沖縄の張子人形をご紹介しましょう。



 

沖縄(琉球)張子の闘鶏、首振りの張子です。古倉保文さんの作品です。

沖縄張子はかつて50種ほどの人形やお面があったそうですが、

残念なことにそのほとんどが戦災で殆ど焼失してしまいました。

昭和30年代に一部が復活しました。

ご紹介の作品は1羽ですが、

台の上で2羽の鶏が向き合って互いに首を振りあう闘鶏張子もあるそうです。

色調の豊かな張子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

沖縄張子・古倉保文さんの舞踊人形と風俗人形です。

琉球玩具の多くは張子人形だったそうです。

そして琉球玩具の第一人者と言えば古倉保文さんです。

元々は琉球玩具の収集家だった古倉さんは戦災等で失われた古玩具の復元に尽力されました。

 

 

 

 

 

 

平成9年の年賀切手のデザインに採用された古倉保文さんの闘牛です。

闘牛と言えば荒々しいイメージですがこの作品は優しい感じがします。

農家で可愛がって育てた牛への愛情でしょうか。

闘鶏や闘牛は農家の人たちの生活の楽しみだったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

古倉保文さんの首振りの一対の虎です。

首回りが赤い立ち虎と座った青い虎と一対で魔除けになっているそうです。

ヒゲは麻糸で作られ、鼻のドットがユーモラスな作品です。

 

 

 

 

 

 

 

沖縄張子の鳩です。

沖縄張子はどれも南国の香りのするおおらかで温かい作品が多いように思います。

 

 

 

 

土鈴館の沖縄の展示コーナーを見ていたらこんなおもちゃもありました。


 

 

詳細はよくわかりませんが船とからくりのおもちゃです。

 

 

 

 

 

これは名前すら分かりませんでした。

小さな球状のものが三つ、赤、白、黒で輪が一筆書きされています。

 

 

 

 


 

最後にサングァーと呼ばれる琉球のお守りをご紹介します。

ススキなどの葉を十字に結んだものです。

お供え物やお弁当にそっと添えて無事を祈るのだそうです。

また、身に着けていれば魔物から守ってくれると信じられているそうです。

 

 


あの美しい首里城が一日も早く復元されて

再び多くの人々が訪れることができるよう心から祈っています。

今日は沖縄の郷土玩具をご紹介しました。

日本土鈴館

 
 

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