戦前の土鈴・嵯峨人形(2)

  • 2019.12.26 Thursday
  • 09:36

皆さまこんにちは

 

京都・嵯峨人形の古い土鈴をご紹介しています。

作者は井浦狂阿弥さん、京都のお土産として作られた小さな土鈴です。

 

 

 

瓢箪鈴です。

瓢箪に描かれたヤツデはその形が天狗の持つうちわに似ていることから

別名「天狗のうちわ」というそうです。

人を招いて縁起が良いとされるヤツデは玄関先などに植えられることが多いようですが

瓢箪に描かれた美しいヤツデの葉も縁起良く人を招いてくれるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

虎の張子の土鈴です。ややこしいですね!

郷土玩具で昔から人気のある虎の張子を土鈴で表現した作品です。

くるんと描かれた黒と黄色の模様が張り子らしいです。

顔つきは威勢がいいとは言えませんが尾にまかれた紐が高級な感じがします。

 

 

 

 

 

 

 

落柿と命名された趣ある土鈴です。

芭蕉や去来ゆかりの嵯峨野の史跡・落柿舎の趣きが感じられます。

見落としてしまいそうな小さな小さなテントウムシ。

 

 

 

 

 

 

 

文福茶釜土鈴です。

昔話に題材をとった土鈴もよく見かけますね。

文福茶釜のお話は、定番の「めでたしめでたし」では終わりません。

茶釜に化けて元に戻れなくなった狸は

見世物小屋で一生懸命お金を稼いだ後、そのまま病気で死んでしまいます。

そんな狸を思うとこの土鈴の悲しげなお顔が切ないです。

 

 

 

 

 

 

 

昔話の大本命・かぐや姫の土鈴です。

竹取物語に出てくるお姫様です。

竹から生まれたお姫様は実は月で暮らしていた罪人であったという

なんと壮大なお話が千年も前に作られていたなんて、すごいですね。

土鈴のかぐや姫は愛らしく、

竹の根元のぽつぽつした細かな表現まで再現されています。

 

 

 

 

 

 

 

牛若丸と弁慶の土鈴です。

弁慶はいかめしくて荒々しい僧兵であり

牛若丸は女性かと思うほど嫋やかで美しい…

そんな二人の様が丸鈴にちゃんと表現されています。

弁慶が身命を賭して牛若丸・義経に仕えたのがわかる気がします。

ただ、残っている資料からわかる義経の容姿はさほど美形ではなかったようです。

 

 

嵯峨人形・井浦狂阿弥さんの古い土鈴のご紹介でした。

今年は平成から令和へと大きく時代が動きました。

また自然の猛威に日本中が震え上がったような気がします。

もう数日で今年も終わります。

今年一年の感謝と共に

新しい年が皆様にとって明るく幸せな年となりますよう

心からお祈り申し上げます。

皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。

 

日本土鈴館

 

【ご連絡】

  年中不定休の日本土鈴館ですが

  年内29日から新年1月1日は休館が決まっております。

  令和2年1月2日は開館を予定しております。

  また、おもちゃ箱(通販)をご利用のお客様には申し訳ございませんが

  発送が新年5日以降になることがあります。

  ご迷惑をおかけいたしますが宜しくお願い申し上げます。

 

 

コメント
懐かしくて思わずコメントしてしまいました。
嵯峨の土鈴は典雅でしたね。落柿舎の近くにありましたっけ?私は福良スズメ(一対)とウグイスの土鈴を持っています。どちらももちろん戦後のもの、お店に入ってわくわくした感じを今でも思い出す、半世紀以上前のものですが。
  • 2019/12/31 8:31 AM
コメントありがとうございます。
嵯峨人形の土鈴は小さいながらとても丁寧な作りで
また、落ち着いた色合いがとても優雅です。
少しづつご紹介しようと思っています。
  • 日本土鈴館
  • 2020/01/09 9:25 AM
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