ねずみの郷土玩具・3

  • 2020.02.10 Monday
  • 10:03

皆さまこんにちは

今冬は暖冬と思っていたら立春を過ぎてのまさかの寒波襲来で

今朝の郡上市は時折雪がちらちら舞ってとても冷えこんでいます。

雪は全く積もりませんがとても寒い今日この頃です。

 

 

 

干支に因んで郷土玩具のねずみ達をご紹介しています。

今日は土鈴になったねずみ達の三回目です。

 

 

 

 

長野県・奈良井土鈴の小判持ちねずみです。

作者の中西康二さんは脱サラをして東京から奈良井宿のご実家に移り

手作りのお店「藤屋」を営まれました。

大変器用な方だったとのことでその作品は愛らしく

からくり玩具や土人形・土鈴などを制作されましたが残念なことに早世されました。

十二支土鈴のうち、小判を抱えた小判抱きシリーズの子年土鈴です。

 

 

 

 

 

 

 

福岡の津屋崎人形・原田半蔵さんの白ねずみ土鈴です。

江戸時代(明和5年)初代半兵衛によって作られるようになった津屋崎人形です。

200年以上の伝統を守り続けて大型の武者人形や節句人形のほか

愛らしい土鈴もたくさん作られています。

俵ねずみの仕草の可愛らしいこと!

 

 

 

 

 

 

 

福岡・古型博多人形師中ノ子勝美さんの小槌乗りねずみ土鈴です。

1600年頃博多の地に生まれた土人形は白水、正木、中ノ子の三家に伝えられたそうです。

時代と共に洗練され優美になっていく土人形とは別に

創始当時の趣を残し、4代目中ノ子勝美さんが古型博多人形師を名乗られました。

中ノ子さんの土鈴は雅ではないのですが細部までとても美しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

佐賀の能古見干支土鈴・小槌乗り子です。

年賀切手のモデルに2度も選ばれた能古見土鈴は有名ですから特に説明も不要ですね。

 

 

 

 

 

 

 

過去ブログ「広島の土鈴」2018・9・18でご紹介した宮島土鈴です。

ごつごつした感じの独特の肌触りで、比較的低い音色がします。

 

 

 

 

 

 

 

武蔵野・深大寺土鈴です。馬場信子さんらしい大胆な色合いです。

南天と共に達磨も描かれ、反対側には大きく「招福」と朱書きされています。

大きめの十二支揃いのひとつです。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

栃木の佐野土鈴・相沢土比古翁の開運福子土鈴です。

背面に彫り込まれた

「末永く宝もてくる福ねずみ」

この一句がすべてですね。

百歳を過ぎても生涯現役の言葉とおり制作に励まれた土比古翁に肖りたいです。

 

 

 

 

 

 

 

岡山・セノオ民芸さんの津山土鈴です。

ねずみ横綱の土俵入り、なかなか堂々としています。

津山土鈴は、昭和の中頃に初代妹尾衆楽さんの創始により、

2代貞山さん、3代康心さんへと受け継がれている郷土玩具です。

お土産土鈴から社寺の授与鈴、趣味の土鈴など実に多くの種類があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奈良・石津玉仙作の干支(子)土鈴です。

福がたまるようにと巾着の形になった巾着土鈴が代表作のようですが

これは袋の口を閉じたような形になっています。

黒い綺麗な小槌にねずみが乗っています。

硬質な感じの土鈴でよい音色が響きます。

 

 

 

 

 

 

 

大崎文仙堂(大崎豊五郎さん)の子土鈴です。

謡のねずみでしょうか。

膠に配合の微妙な配合によって剥落の起きやすい文仙堂さんの作品ですが

うれしいことにこの土鈴はとても綺麗な状態です。

 

 

 

今日は日本各地の土鈴になったねずみ達をご紹介しました。

日本土鈴館

 

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