郷土玩具の力士達・1

  • 2020.07.03 Friday
  • 11:37

皆さまこんにちは

 

国技・大相撲の苦悩が続いています。

コロナ感染予防の為には身体の接触を避けなければなりませんが

締め込み1本だけでぶつかり合う相撲は厳しいです。

 

 

 

相撲の起源については古事記に書かれているそうです。

建御雷(タケミカヅチ)と健御名方(タケミナカタ)の2神の相撲です。

神様でなく人間も相撲を取るようになり

「力士」という言葉も出てくるそうで、チカラヒトと読むようです。

 

 

 

 

 

50僂發△訛腓な春日部張子と中山土人形の小さな土鈴です。

どちらも化粧まわしに谷風と書かれています。

 

谷風は江戸時代屈指の関取で

子供の頃から体も大きく力自慢だったそうです。

並外れた体格と力自慢を武器に連勝記録を打ち立てるほど活躍したのですが

現役で突然死亡してしまったそうです。

死因は当時江戸に大流行したインフルエンザでした。

誰にも負けない巨漢の谷風も目に見えないウィルスには勝てませんでした。

コロナ禍の今、この話を聞くと未知のウィルスの恐ろしさを痛感します。

 

 

 

 

 

 

栃木・堀米人形の栃木山土鈴です。作者は山口呈三さんです。

横綱栃木山は18歳で自ら志願して出羽ノ海部屋に入門しました。

小さな体ながらとても強かった栃木山はスピード出世を果たし

小結に昇進した大正5年五月場所で

当時56連勝中の横綱太刀山を破り拍手喝さいを浴びました。

大正8年に念願の横綱昇進を果たしました。

写真で見るとご本人は筋肉質でこの土鈴のようにお腹は出ていなかったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山形・酒田土人形のお相撲さんです。

作者は4代目・大石文子さんです。

内股気味に立ってはにかんだようなお顔をしているからでしょうか

おばちゃんっぽく見えて仕方ありません。

化粧まわしまでおしゃれな前掛けのように見えてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

ごつごつした感じでいかり肩の力士土鈴は栃木・佐野土鈴、相沢市太郎さんの作品です。

対照的にコロンコロンのあんこ力士は青森・小澤隆雄さんの作品です・

どちらも個性的で面白いです。

 

 

 

 

 

 

熊本・宇土張り子の角力人形・輪島関です。

坂本カツさんの作品で高さは40センチを超える大作です。

第54第横綱輪島と言えば蔵前の星・黄金の左などと呼ばれた強い力士でした。

黄金の廻しはトレードマークです。

この宇土張り子の輪島関は郷土玩具愛好家の御大のもとに移籍しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

滋賀・小幡土人形、とてもきれいな作品です。

 

お相撲さんの世界は年齢も出身も関係ない完全な実力本位です。

全てが番付の順位で決まります。

廻しや髪形はもちろん、普段の着物や履物、食事の順番など厳しい決まりがあります。

日々精進して出世して、ひとつひとつ自分の力で勝ち取っていきます。

 

 

コロナ禍に苦戦する角界ですが、頑張ってください。

日本土鈴館

 

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