年賀切手と郷土玩具・2

  • 2020.10.09 Friday
  • 10:17

皆さまこんにちは

 

台風14号が強い勢力を維持したまま北上を続けています。

また大きな被害が出るのかと心配になります。

できる備えは早めに済ませ、後はじっと過ぎていくのを待つしかないようです。

どなた様も充分お気をつけくださいませ。

 

 

さて、今日も年賀切手に採用された郷土玩具のご紹介をします。

早速見ていきましょう。

 

 

 

昭和33年(戌)の年賀切手は江戸玩具の犬張子です。

 

 

 

犬張子は東京(江戸)の代表的な郷土玩具です。

安産でたくさんの子供を産む犬にあやかって作られた犬張子は

魔除け・無病息災・安産・子供の健やかな成長を祈願して贈られます。

年賀切手も多色刷りできれいになってきました。

日本の復興が順調に進み始めているのがわかります。

 

 

 

 

昭和34年(亥)の年賀切手は香川・高松張子の鯛恵比寿です。

 

 

 

張子は人間国宝宮内フサさんの87才の作品です。

切手はシートではなく1枚です。館長、シートが欲しかったでしょうね…

 

 

 

 

 

昭和35年(子)の年賀切手は米食いねずみです。

 

 

 

中島めんやさんの案内によると、

米食いねずみは1830年ごろ、足軽小物の手内職として作られたのがその始まりだそうです。

しなった薄い竹のバネを握るとねずみがお米を食べる仕掛けです。

このおもちゃは金運を授けてくれるそうです。

 

 

 

昭和36年(丑)の年賀切手はベコです。

 

 

 

 

 

  

 

福島県の赤ベコと岩手県の金ベコが並んでいます。

ゆらゆらと首を振る張り子の赤ベコは会津地方の代表的な郷土玩具です。

その歴史は古く天正年間にさかのぼると言われます。

岩手にも多くの牛玩具がありますが

この千両箱を背負った縁起のいい黄金の金ベコが採用されました。

 

 

 

 

 

昭和37年(寅)の年賀切手は虎の張子です。

 

 

 

島根県の出雲張子です。

出雲地方では古くから節句に虎を飾る風習があったそうです。

虎には魔除けの力があり、力強い姿に子供の健やかな成長を重ねました。

虎の張子は日本各地にみられますが秀逸な出雲の虎が選ばれたのもうなずけます。

 

 

 

 

 

昭和38年(卯)の年賀切手は能古見のうさぎ土鈴です。

 

 

 

佐賀県の能古見人形は戦後、祐徳稲荷神社のお土産として作られるようになりました。

能古見の干支土鈴はシンプルなデザインながら

兎の優しく穏やかな様子がよく表れた作品です。

能古見の土鈴には竹の皮の紐が付けられていて味わいがあります。

 

 

 

 

 

昭和39年(辰)の年賀切手は竜神と辰です。

 

 

 

 

 

 

左は山梨県の甲斐の招福の竜(福竜)です。

甲府盆地がまだ湖だったころの伝説です。

湖の竜王が貧しい暮らしの人々を救うため湖を明け渡して昇天しました。

人々は湖を干拓し農地を拓いて豊かになりました。

天に昇って人々に福を招いてくれた竜王の姿を表した郷土玩具です。

 

右は鳥取県・岩井温泉おぐら屋の木地玩具です。

岩井温泉は1300年以上の歴史のある温泉です。

 

 

このころになるとその年の干支に関係する郷土玩具を選ぶ

というスタイルが定着してきたようです。

今日は昭和33年から39年の年賀切手の郷土玩具をご紹介しました。

 

日本土鈴館

 

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