京都の土鈴・5

  • 2018.07.17 Tuesday
  • 12:50

皆さまこんにちは

 

豪雨から一転、灼熱という表現がぴったりの日本列島です。

日本中が燃えるような暑さと闘っています。

復興復旧の被災地域の皆様

ボランティアで汗を流す皆様

被災地域を憂慮しつつ各々の日々の暮らしを全うする皆様

時々休んで頑張りましょう。

繰り返されていることですが

水分・塩分・休養・冷房を上手に取り入れて熱中症対策をしましょう。

 

 

 

 

ひときわ暑い夏で知られる京都も祇園祭の真っ最中です。
そんな京都の土鈴のご紹介も五回目・最後となりました。
では、東哉さんの十二支土鈴です。


 

十二支揃いです。
じっくり見ないと十二支揃いと気がつきません。

ひとつひとつの意匠が凝っていて、丁寧な作りや上品な彩色に感心します。

手に平にコロンと乗るほどの小さな土鈴ですが味わい深い作品ばかりです。




続いては大山人形・大山保秀さんの作品です。

  

  

 

色彩も美しく絵画のように美しいです。

京都の有名な神社仏閣は土鈴から浮き出るように作られて

見事というよう他にありません。



 

こちらは迷企羅土鈴です。

迷企羅大将は薬師如来の守護神である十二神将のひとりです。

筋骨たくましく髪を逆立てて怒りの表情をみせる姿が迫ってきます。

金色一色で作られた土鈴です。

 

このような素晴らしい大山さんの土鈴は廃絶となっていて残念な限りです。

 

 

 

 

最後は個性的な作品をご紹介します。

  


  

 

竜美画廊・松浦茂さんの作品です。

本来は洋画家である松浦さんが作る土鈴は個性的です。

作品は堂々として力強いです。





 

この見事な天狗土鈴は代表的な松浦さんの土鈴です。

ギャラリー竜美画廊にも絵画のほか
たくさんのユニークな土鈴が展示してあるそうです。

 



五回にわたって京都の土鈴をご紹介しましたが、

まだまだたくさんの素晴らしい京都の土鈴があります。

御来館いただいて実際にご覧になり振って音色をお楽しみください。


日本土鈴館

 

御心配ありがとうございました

  • 2018.07.09 Monday
  • 09:42

皆さまこんにちは

先週末にかけて西日本を中心に大雨が降り続きました。
岐阜県にも大雨特別警報などと言う聞き慣れない警報が出て、

テレビのニュースでも度々長良川や支流の濁流の様子が流れていました。


日本土鈴館や館長を御心配下さって

たくさんの方々からお電話やメールを頂戴いたしました。

どうもありがとうございました。


おかげさまで日本土鈴館の裏山も変わりなく、

昨日のうちに長良川の水位も下がり、

今朝は雨音のしない穏やかな朝になっています。



当方の無事をお伝えできるのは嬉しいのですが、

広島や岡山など西日本の広い地域で甚太な被害が出ている状況に胸を痛めています。




 岡山・久米天神


龍神でもある天神さまの信仰が昔から特に篤いこの地方で

度々豪雨による被害が繰り返されることに、

自然の前では人間は無力なんだと思い知らされます。



被害に遭われた皆さまに一日も早く普通の暮らしが戻ってくるよう、

心からお祈り申し上げます。




 広島・常石張子

 

皆様のご厚情に深謝いたしますとともに

被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。


日本土鈴館

京都の土鈴・4

  • 2018.07.03 Tuesday
  • 10:00

皆さまこんにちは

 

今日の早朝のW杯日本VSベルギー戦、ご覧になりましたか?

勝ち進むことはできませんでしたが大健闘だったと思います。

突然の監督交代劇から始まった今回のW杯は

Best16に残ったことも予想外でしたが

赤い悪魔と異名を持つ強豪ベルギーから2点を先制しました。

最後まで攻撃の姿勢で立ち向かった侍JAPANは立派に戦い抜いてくれましたね。

4年後はきっとBest8に残ってほしいです。

 

 

 

さて、今日は京都の土鈴紹介4回目です。

中山童玩社と井浦人形の作品をご紹介します。

中山童玩社・中山橘光さんの土鈴から見てみましょう。

 




 

 

金閣寺と銀閣寺の土鈴です。

鹿苑寺の舎利殿「金閣」があまりに有名なので金閣寺と呼ぶ方が多いですね。

東山慈照寺が正式名称の銀閣寺ですが

江戸時代から金閣寺に対して呼ばれるようになったそうです。
どちらも京都を代表する寺院で世界中から観光客が訪れます。




  

 

平安神宮・清水寺・八坂神社など神社仏閣めぐりが土鈴で楽しめます。

京都ならではの土鈴です。


今年も祇園祭が始まりました。暑い京都の夏の始まりです。
京都の夏を象徴する山鉾の土鈴です。








 

祇園祭は日本三大祭のひとつです。

八坂神社の例祭でその歴史は古く9世紀から続くお祭りだそうです。

祇園祭は7月1日から一ヶ月にわたって催されますが

何と言ってもハイライトは前祭と後祭の山鉾巡行です。

ユネスコ無形文化遺産にも認定されています。

 

 

 

 

 

次は嵯峨人形・井浦博さんの作品をご紹介します。
 


  

 



   

 

嵯峨人形・井浦さんの土鈴はどれも素朴ながら可愛くてきれいです。

お稚児さんの土鈴は京都らしいですね。

狛犬やお雛様などよくある題材ですが京都の雰囲気がよく表れています。

 

 

 

 

 

井浦さんの折鶴土鈴は繊細で美しく本当に折ってあるようです。

大きさもちょうど手のひらに乗るサイズです。

丁寧な作りが生み出す美しい作品です。

 

 

 

今日も京都の土鈴をご紹介致しましたがいかがでしたか。

次回は京都の土鈴・最終版を予定しています。

 

日本土鈴館

 

 

第25回日本土鈴館友の会

  • 2018.06.25 Monday
  • 14:15

皆さまこんにちは


今年で25年目となる日本土鈴館友の会が6月23〜24日に開催されました。

1週間前、大阪を中心に大きな地震が起こり大変心配しましたが

関西からお越し下さる方々の被害も心配ないとのことで

予定通り開催することができました。

 

 

一年に一度、土鈴愛好家であり古くからの友人である方々が

日本土鈴館にご来館下さる館長にとって一番思い入れの強い行事です。

 

 

23日の正午、名古屋駅に集合し最初に岐阜かがみはら航空宇宙博物館を見学しました。

この各務原は館長が学徒動員で奉仕活動をした思い出の地です。

当時は戦闘機飛燕キー61の胴体鈑金作業に明け暮れたそうです。

館長は十代の思い出にとこの戦闘機のプラモデルを買いました。

 

 

夜は郡上八幡のホテルで土鈴交換会やおしゃべりで楽しく過ごし

翌24日はお目当ての土鈴館での見学と土鈴購入会です。

 

犬山土鈴・南強さんの作品や宝船、戦前の土鈴など

この日の為に館長が用意した作品を皆様にお買い求めいただきました。

 


 

 

お昼を挟んで午後は館長自宅店舗にて土鈴購入会の続きです。

その合間に懐かしい昔話に花が咲いたり想い出を手繰り寄せたりと

和気あいあいの時間はあっという間に過ぎてしまいました。





 

 

館長は帰路につかれる皆様を名残惜しそうにお見送りしました。

土鈴友の会は今回が最後となりましたが

館長はいつも土鈴館で過ごしていますので

お近くにお越しの際は是非是非お立ち寄りくださいませ。

皆様にお会いしたりお話ししたりすることで元気を頂いています。

ご参加くださいました皆様に感謝申し上げます。

 





 

 

今回の友の会を記念して海老天たまこさんが作って下さった土鈴です。

4面にそれぞれ楽しいデザインが施され

土鈴だけでなく郷土玩具や河童コレクションも楽しんでいる館長を

楽しい土鈴に表現してくださいました。

ありがとうございます。

 

日本土鈴館

 


 

京都の土鈴・3

  • 2018.06.19 Tuesday
  • 13:13

皆さまこんにちは

 

一昨日の関西での地震で大きな被害が出てしまいました。

犠牲になられた方、お怪我をされた方、被災された方をはじめ

今も続く余震に不安な思いをされていらっしゃる全ての皆様に

心よりお見舞い申し上げます。

 

 

今日で三回目となる京都の土鈴ですが京都でも大きな揺れがあったようです。

一日も早く、いつもの暮らしが戻ってくるようお祈り申し上げます。

 

 

 


さて、今日は小田益人形と岡本土鈴をご紹介します。
では小田益人形・小田益三さんの作品からご紹介します。




たぬきの土鈴は日本各地にたくさんありますが、これはなんとも優雅なたぬきです。

プックリしたお腹には美しい季節の草花が描かれ、

控えめに持った徳利やお通帳さえも雅でお洒落に見えます。

色合いも優しくてお腹の草花が映えます。

 

 






銅鐸や鐸(サナキ・大きな風鈴型の鈴)のような形の土鈴です。

形はシンプルで音色もとても美しいですが、

何と言っても1番の魅力は絵付けの素晴らしさだと思います。

京都のシンボルのような長刀鉾や平安貴族の様子が絵画のように美しく描かれています。

様々な大きさ、彩色があり見応えがある小田益三さんの土鈴です。

 

 

 


 

 

京野菜・賀茂茄子の形を土鈴にした茄子鈴です。

コロンとした形に葵祭を飾る牛車が描かれています。

茄子のヘタが鮮やかです。

丸鈴に近い形ですから音色もきれいです。

 

 

 



 

 

鈴香炉と名付けられた土鈴です。

左は京都の四季の花が描かれた鈴香炉

右は六歌仙・在原業平と小野小町の鈴香炉です。

題材といい、形といい、色合いまで京都らしい上品で美しい土鈴です。

 

 

 



次は岡本土鈴・岡本勇楽さんの土鈴です。

嵯峨野にある草庵・落柿舎の近くにある岡本土鈴は柿の土鈴が有名です。

 

 

柿の実の土鈴も木の枝につけられた小さな柿の実も面白いです。

嵯峨野の秋を想像してください。




 

 

嵯峨野と彫り込むのが普通の作品ですが

土鈴館と彫り込んでもらった日本土鈴館バージョンの柿鈴もあります。

 



京都の土鈴・3回目は小田益人形と岡本土鈴をご紹介しました。

京都の土鈴はまだまだあります。

次回もたくさんの美しい土鈴をご紹介します。

 

日本土鈴館

 

京都の土鈴・2

  • 2018.06.12 Tuesday
  • 10:10

皆さまこんにちは

 

梅雨入りはしましたが台風の影響もさほどなく今朝は日も差しています。

6月は毎年「日本土鈴館友の会」の開催月です。

今年も23日〜24日の開催に向けて館長が万端、準備しています。



さて、2回目の京都の土鈴ご紹介は豪勝と丸山人形です。

いかにも京都らしい土鈴が揃っていますから順に見ていきましょう。


まずは豪勝さんの土鈴から。

 

 

福助さんとお福さんがおいでやすとご挨拶しています。

でもお店の裏では商売繁盛に笑いが止まらないお福さんがクスクスしているようです。

小さな土鈴ですがとっても可愛いです。






 

 

夏を思わせる土鈴です。

金魚や錦鯉が優雅に泳いでいるようです。

そして今は見かけなくなったブリキの金魚のジョウロも土鈴になっています。

 

 

 




 

季節は飛びますが、お正月のおめでたい土鈴です。

松飾りや鏡餅、熊手もあります。

色合いが優しくて京都らしい土鈴になっています。

 

 

 





鳥の土鈴もあります。ハトやすずめ、千鳥など可愛い土鈴になっています。

豪勝さんの土鈴は形が可愛くて色使いが優しいです。

 

 

 

 


次は丸山人形の作品の紹介です。

三年坂の中ほどに位置する丸山人形の作品は御所人形やお多福さんが有名です。



 

お多福さんはおかめ(お亀、阿亀)の別の呼び名です。

とても縁起の良い名前ですね。

お多福さんが美人かどうか…迷うところですが

人相学的に言うととても良いお顔立ちなんだそうです。





 

お多福さんの表情も着物もとても素敵な土鈴です。

小さな作品ですが細部まできれいに作られていて

京都のお正月の華やかな雰囲気が伝わってきます。

 

 

 

 

 

 

招きお福とでもいうのでしょうか。

どっしりふくよかなお福さんが手招きしています。

人も福もたくさん招いてくれそうです。
 

 

 

 


 

働き者のお福さんがいるお店は繁盛することでしょう。

愛嬌良しの笑顔に惹かれてお客も福も集まります。

丸山人形のお福さんの土鈴はみな愛嬌良しです。

 

 

今日はたくさんのお福さんを中心に豪勝・丸山人形をご紹介しました。

日本土鈴館

 

 

犬山土鈴・鬼土鈴揃いました

  • 2018.06.04 Monday
  • 10:13

皆さまこんにちは
早いものでもう6月になりました。
今日の郡上市は梅雨入り前の貴重な晴れ間が広がっています。


さて、先日愛知・犬山土鈴がたくさん展示品に加わりました。

前田南強さんの作品です。




なんと言っても青い鬼土鈴が加わったことが嬉しいです。

写真は新しくやってきた赤鬼土鈴と青鬼土鈴です。

今まで展示ケースで赤い鬼土鈴が寂しそうでしたが、

これからは赤鬼青鬼揃って皆さまをお迎えできるようになりました。



 

小さな土鈴もあります。

手招きするだるまや立ち達摩、はちまき達磨など南強さんの独特の達磨土鈴が並びます。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは以前から展示してある立ち達磨の土人形です。

60センチを超す大型の土人形です。

威厳のあるお顔が立派な作品です。

 

 

 

 

今回お迎え出来た達磨さんです。

厳めしいお顔です。目力が半端ないです。

南強さんならではのお顔です。

 

 

 



 

達磨のご紹介が多くなりましたがおかめやひょっとこの作品もたくさんあります。

おかめとひょっとこが裏表になった両面土鈴です。

音色は低く15センチほどのずっしり重い土鈴です。


 

 


  

 

犬山土鈴の展示スペースを増やしたのですが

ぎゅうぎゅう詰めになってしまいました。

どうぞご来館下さってゆっくりご覧くださいませ。

 

 

日本土鈴館
 

京都の土鈴・1

  • 2018.05.28 Monday
  • 10:22

皆さまこんにちは

昨日までの夏のような暑い日とうって変わって

今朝はどんよりと雲が低くそろそろ梅雨になるのかと思わせるお天気です。

もうすぐ5月も終わります。早いですね!



閑話休題、今日から京都の土鈴をご紹介します。

京都は美しい土鈴の宝庫です。

一度や二度のご紹介では終わらないと思います。

今回はたくさんの作品がある洛趣舎・中西庸介さんをご紹介します。






算盤土鈴の十二支揃です。

あれ?干支の順番が違うよって思われましたか。

作られた古い順に並んでいます。算盤の珠にご注目下さい。

1987年の卯年から集めて1998年の寅年に十二支が揃いました。

十二支を揃えるには12年かかるんだなぁと改めて思いました。



  


  

 

日本の昔話が土鈴になっています。

桃太郎・金太郎・一寸法師に狐の嫁入りです。

このほかにも、かちかち山やすずめのお宿・こぶとり爺さんなど

懐かしい昔話が全部土鈴で作られています。

 

 

 



  


  

 

こちらは両面土鈴で昔のお店が作ってあります。

横に見て下さい。

最初の土鈴は当たり矢と呼ぶのでしょうか、ゲーム屋ですね。

店構えの裏面は店の内部が作り込んであります。

「あた〜り」と掛け声をかける店番の女性もいますね。

お風呂屋さんは女湯がこっそり覗けます。

両替商の裏では泥棒が千両箱を盗んでいます!

なかなか面白い趣向の土鈴です。









 

次は十二支土鈴です。

でも全部揃っているのを見るので十二支揃いとわかりますが

ひとつひとつが個性的で美しい土鈴です。

お座敷遊びを再現したような、京都の旦那衆の気分を味わってください。

 

 

 


 

 

今までと少し雰囲気の違う土鈴もあります。


天狗土鈴と龍土鈴です。

天狗にも色々な種類があるそうで、こちらは山伏の姿をしています。

鞍馬山の大天狗でしょうか。

牛若丸が剣の修行をしたとされる鞍馬山は

京都の代表的なパワースポットと言われているそうで天狗の総本山だそうです。

右の龍土鈴、とても格好よく宝袋を抱え込んでいます。

誰も見たことがないのに誰でも知っている伝説の霊獣龍は

昔から水の神として民間の信仰を集めています。

灌漑技術の未熟な時代に旱魃や大洪水などは神である龍神に祈るしか方法がありませんでした。

 

 

 


洛趣舎さん最後はお宝サロンでもご紹介した花櫛土鈴です。


 


 

 

1月から12月までのお花をあしらった櫛土鈴です。

両面土鈴になっています。

振るとちゃんと音色がします!

息をのむような美しさで、館長自慢の逸品土鈴です。

 

 

京都の土鈴、今日は洛趣舎・中西庸介さんのご紹介でした。

日本土鈴館
 

張子・だるま乗せ

  • 2018.05.21 Monday
  • 10:32

皆さまこんにちは

だるま乗せという名前が相応しいかどうか分かりませんが、

達磨を乗せた土人形や張子などの郷土玩具が各地にがあります。
達磨そのものも人気がありますが、何かに乗っている達磨の可愛らしさはまた格別です。

館長が達磨の展示ケースを整理していて出てきた張子のだるま乗せをご紹介します。

十二支が揃っていないからなどの理由で目立たない場所に隠れていましたが

どれもとても素敵な張子人形なのでおもちゃばこに載せました。

どれも昭和の終わり頃の作品です。





 

春日部張子・五十嵐健二さんのだるま乗せです。

江戸の頃から埼玉地方に伝わっていた張子の伝統を引き継ぎながらも

自由な発想や創作の面白みを加味して作られた春日部張子。

だるまの上に姫だるまが乗った「だるま乗せ達磨」です。

姫だるまの温かい表情がいいですね。
 

 

 



 

こちらも春日部張子・五十嵐健二さんの作品です。

だるま乗せひつじです。未歳の作品でしょうか。

白い未にはおめでたい松竹梅が描かれています。

 

 





 

姫路張子のだるま乗せ丑です。4代目松尾隆さんの作品です。

姫路に限らず城下町にたくさんあった反故紙の利用から作られるようになった張子は

それまでの土人形に比べて軽く壊れにくいことから広く愛好されるようになりました。

姫路では明治の初め、豊岡直七の創始と言われています。

黒牛ではなく赤毛の牛で農耕に欠かせない大切な牛のようです。






 

岩手・六原張り子の虎だるまです。昭和61年に出品された証票があります。

さわはん工房のオリジナルの張子で驚くほど軽いですが丈夫です。

虎が達磨を抱えてまるで子猫のようにじゃれています。

 

 

 



 

だるま乗せは縁起の良い干支や招き猫などの2倍の縁起担ぎが多いです。

辰年の縁起物に作られた首振り張子です。

大きめに作られた辰の首振りがゆったりとしています。

シールがはがれているのですが、いせそうの作品とのことです。

 

 





 

こちらも江戸張子・いせそうのだるま乗せ丑です。

やはり首振りになっています。

その年の干支に達磨を乗せた大きな福が来ること間違いなしの縁起アイテムです。





 

こちらは午歳の干支玩具です。飾り馬に達磨が乗っています。

江戸張子・いせそうの貼り紙がありますが墨書きでいせ辰とも書かれています。

いせそうは江戸小物いせ辰のゆかりの紙工房ということです。

犬張子が有名な江戸張子ですが、このように干支の張子も良いですね。

毎年1点づつ揃えて12年…気長に楽しみながらですね!

 

 

縁起物の達磨を干支に乗せてたくさんの福を呼ぶだるま乗せ。

可愛い作品がご紹介出来て嬉しく思います。

 

日本土鈴館

 

 

滋賀の土鈴・2

  • 2018.05.14 Monday
  • 12:15

皆さまこんにちは

前回に引き続き今日も滋賀の土鈴をご紹介します。

最初は小幡土人形の土鈴です。
小幡でこと呼ばれる小幡土人形は以前にもご紹介したように代々細居家に伝わる土人形です。

     



   

何れも8代目細居文蔵さんの作品です。

小幡土人形は素焼きした人形に泥絵の具を使って鮮やかに絵付けをします。

小幡でこと呼ばれて親しまれながら、代々細居家に伝わっています。

8代目文蔵さんが亡くなられた後は9代目源悟さんが無事に伝統を継承されています。

 

 

 

  

 

 

 

高橋松山さんの大津絵の土鈴です。

滋賀の大津絵は江戸の初めから伝わる民俗的な絵で、

最初は仏画として描かれましたが次第に世俗的なものに変わり、

東海道大津宿の名物として往き来する旅人を中心に広く求められました。

鬼の寒念佛は代表的です。

鬼がお坊さんの姿で念仏を唱えても所詮邪悪な鬼の偽善者だと言う諷刺画です。

子供の夜泣き封じや悪魔除けと信じられています。






高田進さんの大津絵土鈴を集めてみました。

大津絵には十人衆がいるそうです。

鬼の寒念仏(子供の厄よけ、夜泣き封じ)、藤娘(愛嬌があって良縁に恵まれる)、

瓢箪鯰(諸事円満、水難除け)、弁慶(身体強健、大金持ち、大難盗難除け)、

雷公(雷除け)、座頭(倒れない)、槍持ち奴(交通安全)、

鷹匠(利益が上がり失せ物が戻る)、矢の根五郎(目的貫徹、満願成就)

そして永遠のあこがれ、長寿翁(無病長寿)です。







万兵さんの土鈴です。鬼の寒念仏もいますね。

万兵さんは日本全国のお土産土鈴を作っています。

日本中の観光地には万兵さんで作られたお土産土鈴が売られています。

ごつごつとしてひょうきんなお顔の民芸品です。

滋賀で買うなら狸と鬼の念仏でしょうか…

 

 

 

今日は滋賀の土鈴をいろいろご紹介しました。

日本土鈴館

 

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